2013年7月5日金曜日

練習記録 7/6

トータル:3100yd 55分

○練習のテーマ:1分20秒ペースの持続力強化:ストロークアプローチ

100ヤード1分20秒を維持するために、ストローク数によるディセンディング技術を身につける。

・フォーカルポイントスイム:500yd

前回の練習に基づき、プルにかけるエネルギーの割合を調整した。

-100:入水の位置と角度(浅く、しかも肘の伸びしろを確保)
-100:キャッチからプルへの動き(肘の脇に手が来るまで)→ひっかけ感の確保
-100:ひっかけ感が得られたらすぐに肘をゆるめる
-100:入水した手とプッシュの連動(前の肘を伸ばしきってから後ろの肘も伸びる)
-100:キャッチから始まる一連の水中動作をリラックスして行う
最後の100でなめらかに泳いだときのストローク数が16(25ydあたり)だったので、これを次の練習のベースストローク数とした。

・ディスタンスピラミッド:5x50+5x100+5x150+5x200@n,n-1,n-2,n-1,n:15/16

ストローク数を減らして加速を上げ、ストローク数を増やして加速を維持しながらなめらかさを上げる練習。持続力をつけるために次第に距離を伸ばしながら、ディセンディングの意識を加えていった。

なおストローク数は通常nからn-2とn+2の両方向に展開するが、今回は加速だけに注目したこと、1650yd1350秒を達成するためのターゲットストローク数が16.5であり、17ストローク以上の泳ぎは必要ないこと、1セット500ydでバリエーションを増やす余裕がないことからn+1やn+2は行わなかった。

結果は以下の通り。
50yd:42.1秒→40.2秒
100yd:1分21秒→1分15秒
150yd:1分58秒→1分56秒
200yd:2分40秒→2分38秒

テンポを変えたときと比べてもそれほど変わりない。500yd余計に泳いでいることを考えるとよいペースを維持することができた。50、100ではストローク数を減らす局面でもディセンディングが実現できた。意識したポイントは次の通りである。

ストローク数を減らす局面
・リカバリーのスピードは変えない。
・入水場所を遠ざけ、入水角度を浅くすることで体の前からキャッチできるようにする。
・スイッチのタメをつくり、ひっかけ感を最大にして入水した手を素早く前に伸ばす。
・水中の手の軌跡を増やす。一旦ゆるめてから最後にプッシュで締める。

ストローク数を増やす局面
・入水-伸ばす-キャッチまでの時間を短縮する。
・スイッチ直前のひっかけ感をできるだけ維持する。
・プッシュは入れるが切り上げてフィニッシュに変える。

※目標達成のためのストローク数
  • 1650ydを1350秒で泳ぐためには、100ydあたり81.82秒のペースになる。
  • 劣化5%を考慮して77.7秒ペース。
  • テンポ0.95秒で81.8カウント。
  • ターンとプッシュオフで4カウント(余裕をみて)、100ydで16カウントになる。
  • (81.8-16)/4=16.5ストロークになる。
  • テンポ1.00秒では15.4ストロークになる。
  • 従って0.95-1.00秒のテンポで15-16ストロークを維持すれば目標が達成できる。
  • ターゲットペースは1分18秒。このペースで22分持続できればよい。

・瞑想バタフライ:100yd

ピラミッド練習がかなりハードだったので、軽く100を泳いで瞑想して終わりとした。

練習後の気分:9(泳いだ量の割には疲れが少なく、また成果も得られた)