スイム 42分
2日間のヨセミテ国立公園への旅行の翌日。2日間で10時間以上のドライブ、さらに前日は2時間のサイクリングで非常に疲れていてやる気は全くなかったが、「晴れたら泳ぐ、ただし3日連続では泳がない」と自らルールを課しているためプールに行く。
今日のようにモチベーションが0のときに、自分で決めたルールは練習をやらねばらない理由になる。このルールを家族にも宣言することで、自分を追い込んでおく。
練習のテーマ
- テンポ1.15秒で長時間泳ぐときの「加速感のある泳ぎ」のストローク数を決める
- テンポ・ピラミッドの実施
練習内容
- 加速局面 100mx9:1.20,1.30,1.40,1.50,1.60,1.70,1.80,1.90,2.00秒
- なめらか局面 100mx8:1.90,1.80,1.70,1.60,1.50,1.40,1.30,1.20秒
- 高速局面 100mx4:1.15,1.10,1.05,1.00秒
- 持続力のある加速を実現するために100m単位とした。
- 1.20秒の最初のラップのストローク数をnとした場合、残りラップをn+1で泳ぐ。
- 加速局面ではストローク数をできるだけ減らすようにして、最後のテンポである2.00秒において n-3/n-2/n-2/n-2 で泳ぐ。
- なめらか局面ではストローク数の増加を最小限に抑えて、1.20秒に戻したときにストローク数をラップで2、合計8ストローク減らす。
- 高速局面ではストローク数の増加をnまでにする。
練習結果
- 最初のテンポ1.20秒におけるnは13であった。以降のラップでは14ストロークを維持できた。
- 各テンポにおいて最初のラップのストローク数を段階的に減らし、2.00秒で9にすることができた。残りのラップは最初のラップのストローク数+1をほぼ維持することができた。
- 加速局面ではスイッチにおいて両手がすれ違う場所を3cmずつ前方に移動した。また水の抵抗を減らすため両手の位置をストローク数を減らす毎に2cmずつ狭めた。
- ストローク数は2回のテンポ切り替えで1つ減らすようにした。1回目のテンポ切り替えでは加速の道具箱から出したカードを強調しながら使ってストローク数を1減らし、2回目のテンポ切り替えの際にはよりラクにそのストローク数を達成できるようにした。
- なめらか局面では、肩甲骨を使ったリカバリーでリカバリー時間を短縮してから、加速局面で効果のあったカードを使ってテンポを速くしても同じ加速感が得られるようにした。
- 目標通り1.20秒に戻したときのストローク数は11/12/12/12となり、各ラップで2ストローク、100ヤードで8ストローク減らし、9.6秒タイムを縮めた。
- 高速局面ではリカバリー肩甲骨のカードが好調で、1.00秒で12/14/13/13を達成した。なめらか局面の1.20秒テンポのタイムよりもさらに4秒、最初の1.20秒テンポのタイムよりも14秒縮めたことになる。
- 加速感となめらか感の両立、さらに高速化したときの空回りの防止に今回のようなテンポ練習が効果的であることが実証できた。
- 今回達成できたテンポとストローク数の組み合わせが長時間スイムで再現できるように、ディスタンスピラミッドを次回行う。特に1.15秒で12ストローク、1.00秒で13ストロークを記憶に留めておく。
練習終了後の気分:9(最初のやる気0から成果が出せたのでポイント獲得)