スイム 3000yds
最近気温が15度を下回るようになり、寒くなってきた。泳ぎ始めではTシャツを着たままプールサイドまで行って、脱ぐのをぎりぎりまで遅らせるようになり、泳ぎ終わったら注意されるぎりぎりの急ぎ足で更衣室に向かう。
来年はサンフランシスコ湾で10km泳ぐこともターゲットにしているので、冬の間できるだけ外で泳いで寒さ慣れする必要がある。
気温が10度を切ると、温水プールは湯気が立ってくる。1月に米国に戻るころにはそうなっているだろう。
○げんこつスイム 100+100+200
隣の人がパドルを使って泳いでいるのを見て、フィストグラブを思い出した。フィストグラブは指のないゴム手袋である。手のひらで水を押すことができないので、前腕を使って水を押したり、水をかく以外の推進力を絞り出すことで、グラブを外したときに見違えるように進むことができる。
残念ながらフィストグラブは10年以上前に販売終了したので、代わりにげんこつスイムを行った。
- 最初のラップはげんこつ(親指を隠す)で泳ぐ
- 次のラップは普通に泳ぐ
- 次のラップは1本指で泳ぐ
- 最後のラップは普通に泳ぐ
げんこつで泳ぐと、手が空回りして悲しくなる。指の第2関節より先の面積を失うだけで、水が手に当たる感覚がこれだけ違うのかと驚く。
次に手を広げると、水中の手の安定感が格段に向上する。
1本指で泳ぐと、手の動線を繊細に感じることができる。動線をより長くすることで、指が水を押さえる感じが得られるだけでなく、手を広げたときに水をより長い時間押すことができる。
○ストロークピラミッド:10×200yds
ストローク数を維持する距離をこれまでの倍にする。
結果は以下の通りで、ピラミッド後半の14/15ストロークで最初の目標ペース(ベストペースの8%落ち)である1分30秒を達成している。
また16/17でベストペース1分24秒を達成しているが、これは200で精一杯であった。
最小ストロークである11/12を折り返してからは、毎回4秒近く速くなっている。
また泳ぎ始めに比べて、最後の200は30秒速くなっている。
ストローク数を単純に減らしても速くはならない。伸びる時間を増やしながら力を加えることで、「強いストローク」を作る必要がある。
今後はストローク数を減らして増やすことで強い泳ぎを作ってから、より長い距離を泳ぐことにする。