2013年7月30日火曜日

目標達成 1650ヤード1347.5秒

1650ヤードタイムトライアル

この1カ月間の練習の成果を確認するために、1650ヤードのタイムトライアルを行った。
ちなみにGarmin Swim導入後のタイムトライアル結果は以下の通りである。

2013/4/12 24分59秒(テンポトレーナー装着、テンポ1.15秒)
2013/5/10 23分08秒(テンポトレーナーなし):3.5%スピードアップ

そして本日、22分27秒50で1350秒を切るという目標を達成した。
ちなみに5/10の結果に比べて2.2%のスピードアップである。

  • 様々な道具を1往復単位で使った。道具を使うときには、定められた形やタイミング(=型)にはまっているかどうかを確認し、はまっていない場合はその原因を速やかに取り除くようにした。ただし調整(徐々に変化させて最適な場所を探す)は大幅なスピードダウンを招くので行わなかった。
  • 800を越えたあたりで軽い空回りが発生した。まずストローク数を1減らすことを目的にキャッチの形や水のひっかけ感を意識し、体幹の回転を手を前に伸ばす力につなげた。
  • 入水した手を前に送り出すときに使う前のめり感は、疲れたときに最適な道具である。
  • 1200を越えた頃に道具を使い果たした。世の中こんなもんだろうと思った瞬間瞑想に入り半分程度泳いだが、これではスピードが維持できないと思い直してあとはNLPしながら基準を上げていって最後の50を迎えた。

○5/10の結果との比較

  • 平均ペースでは2.5秒速くなっている。
  • 距離を3分割して100ヤードのペースを出すと、前半は84.8秒→80.8秒、中盤は84.3秒→82.2秒、後半は83.3秒→82.0秒である。前半はスピードアップできたが、中盤から後半にかけてスピードが維持できていない。
  • 平均ペースを最初の100のペースで割った劣化率は5/10が1.3%、7/30が5.2%である。2回目の100のペースで割ると5/10が-1.1%、7/30が1.2%である。今回最初のラップでかなり飛ばしていたことがわかる。また巡航速度に移る2回目の100のペースと全体平均がほぼ同じであるということは、最初のラップからは落ちているもののその後は安定していることがわかる。
  • 5/10の方が速度が落ちていないのは、ココス島往復のために長い距離を泳いで練習していたことが考えられる。1500m28分ペースを2時間維持することが当時の目標であった。従ってスピードよりも持続力を重視していた。

○考察

  • 目標設定においては、1カ月の練習で2~3%のスピードアップというのが現実的であることが実証できた。
  • ターゲットテンポにおけるストローク数(0.95秒または1.00秒で17~18ストローク)を設定して、その泳ぎを持続するための技術を身につけるアプローチで成果が出た。
  •  1カ月のうち後半はメインセットの距離を1500mとして、総練習時間や距離を減らしながらどの程度成果が出るのか調べた。4月・5月の2カ月の1回あたり練習量と6月の練習量を比べると3~4割は減っているが、巡航速度になってからの劣化は最小限に抑えることができた。
  • 長水路50mで22分30秒を切るためには、単純な換算表によると25ヤードプールで 21分56秒で泳ぐ必要がある。これは100ヤード平均ペースで80秒を切ることになる。現在のストローク数17を維持する場合テンポ1.0秒、5%劣化を考慮すると0.95秒になる。
  • 従って今後の練習方針は、「0.95秒でストローク17の泳ぎ」を定着させることになる。
  •  50mプールでは壁を蹴るチャンスが半減するので、より高い持続力が求められる。メインセットの距離も2000程度に増やす必要がある。

・イージー100
トータル2000ヤード

練習後の気分:10(いろいろ課題は見つかったが、目標は達成できたので今は素直に喜ぶ)



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