2013年7月19日金曜日

練習記録 7/19

トータル:2100yd 30分

○練習のテーマ:ディセンディングの究極練習

ディスタンスピラミッドを100、200、300、400、500の組み合わせで泳ぎ、問題点を発見する。

・フォーカルポイントスイム:500yd@1.15秒

メインセットが1.00秒で固定のため、フォーカルポイントスイムで速いテンポに慣れる必要がある。そこで1.15秒で前半はリラックスして泳ぎ、中盤は型にはめるようにし、後半はディセンディングを意識した。
-リラックスする道具:前のめり感を加えてから下半身をゆるめる、安定感を加えてから伸ばした側をゆるめる、なめらか感を加えてから肩回りや肩甲骨をゆるめる、加速を加えてからメリハリをつける。
-型にはめる道具:水中で伸ばした後に手首を折る、中指を内側にする、スイッチ前に水のひっかけ感をつかむ、体幹を使って入水する手を伸ばす
-ディセンディングの道具:回転角を抑える、足のスナップの幅を小さくしてタイミングを遅らせる、肘ののびしろを増やす
 

・ディスタンスピラミッド:100+200+300+400+500yd@1.00秒

これまで短い距離の繰り返しでは成果を出してきた。1650ヤードのタイムトライアルを月末に設定しており、あと10回程度の練習しか残されていないために本番に近い形の負荷を加えることにした。
休憩時間は10秒とし、最初のラップで計測した15/16をキープするようにした。

○結果(平均ペース)
100:1分16秒
200:1分19秒
300:1分20秒
400:1分22秒
500:1分25秒
全体のタイム:20分26秒

100~300までは想定内。ストローク数も16をほぼキープすることができた。水をひっかけることや型にはめてから伸ばす手を加速することもできた。

400に入ってから急速に上り坂感が出る。 特に最初の25で加速感が全く得られない。今年の練習では初めての感覚であった。10秒の休憩では全く休憩できてないことがわかった。肩甲骨を使ってリカバリーを加速することでまず勢いをつけてから、キャッチのひっかけ感を復元しようとしたが昨日までの練習の50%程度しか復元できなかった。400の後半で意識が飛びそうになる。

最大の問題は500で、集中力が完全に切れてしまった。いろいろ道具を使おうとするが成果を確認することができない。型にはめることも忘れてしまった。とりあえず本能的にテンポに合わせて泳ぐだけとなったが、最も避けたいパターンである。テンポに合わせて泳ぐだけでは完泳できても絶対に速く泳げない。自分で意識して加速を加えなければならない。きつい感覚だけで意識が集中できず、結果として100に比べて12%も劣化した。

・考察

 1500mのスピードアップを目的として、今回初めて100から500のディスタンスピラミッドを実施した。泳ぐ距離が伸びるにつれて表れる現象や疲労の度合いは、実際の1500m泳よりも大きい印象を受けた。

特にトータルで500を超えたあたりからの、200~300のブロックで劣化を防ぐことが重要である。次回からしばらく同じ長距離(150~300)を繰り返し泳ぎながら、劣化を防ぐためのディセンディングの道具を磨くことにする。

・イージー100

練習後の気分:5(結果は悪いが問題点と練習の方針がわかった点は評価)

 


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