2013年7月18日木曜日

練習記録 7/18

トータル:2400yd 40分

○練習のテーマ:休みの少ないディスタンスピラミッドの実験

ディスタンスピラミッドは速いスピードを長い距離維持する練習である。今回は短い距離のピラミッドを短い休み時間で行い、スピードを維持するための道具について考察する。

・フォーカルポイントスイム:500yd

速い速度を維持するためには、大きい筋肉を道具としてディセンディングを実現する必要がある。体幹の使い方について、次のように細分化して意識した。
-肩の回転角:回転角を抑える
-腰の回転角:回転ではなく、骨盤の側を前に送る動きにする
-背中:胸を閉じて下半身を持ち上げる
-肩甲骨:入水した手を伸ばすとき伸ばす側の肩を前に送る
全体として回転運動から、前方に片側ずつ送り出す動きに変えることでテンポアップに対応させる。

・ディスタンスピラミッド:4×(50+100+50)@1.15, 1.10, 1.05, 1.00秒

最小ストローク数を常に意識して泳ぐ。休み時間は10ビープとした。
-最初の50:最小ストローク数を目指す
-次の100:最初の50+ディセンディング道具でペースを維持(100ペースで+2秒まで)
-次の50:最初の50と同じタイムを目指してディセンディングを意識する

昨日の疲れがあるのか、テンポを上げても思うようにタイムが上がらない。100を泳いだ後の回復の時間が不足しているのか、50しか泳がないのに加速感を戻すことができない。テンポ1.00秒の100でテンポ1.05秒のタイムを上回ることができなかったので、予定では2サイクル行うところであったが中断してドリル練習する。

・アンダースイッチドリル:4×50

4回スイッチ後にクロールを泳ぐ。スイッチ直前の型の見直し、スイッチのときのプルの方向、水のひっかけ感と伸ばす手の加速感を一体化させることなどをアンダースイッチで確認してから、同じようにクロールで泳ぐ。

・テンポピラミッド:4x(2x100)yd@1.15, 1.10, 1.05, 1.00秒

ドリルで動作を磨いた結果をテンポピラミッドで確認する。休み時間は10ビープ。
テンポ1.15秒でいきなり1分15秒となって、ドリルの成果が出た。以降は17秒台後半をキープすることができた。従来であればタイムが上がっているのだが、10秒程度の休みでは体力・集中力が回復しきれておらず、50%程度でスタートするのでこんなものであろう。

最初のフォーカル・ポイント練習で行った体幹の使い方は、持続力を維持するうえで重要であることがわかった。手のかきを意識するのに比べて、遙かにラクな状態で同じタイムを維持できる。特に体幹の回転を前方に送り出す動きに変える意識が効果的であった。

今後は10秒の休憩で8割まで集中力が回復できるような練習を行う。

・瞑想バタフライ:100

練習後の気分:6(最初のメイン練習で思った成果が得られなかったが、後半は納得できた)

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