スイム 60分
練習のテーマ
- キャッチ&プルの持続力向上のための方法を検討
- テンポ1.00秒をコントロールするためのポイント作り
練習内容と結果
- プログレッシブFPスイム1000yd@1.00秒
- 最初の200ydは新しいテンポ1.00秒に合わせるためにリラックス
-フィニッシュは腋の下通過直後
-リカバリー全体において肩甲骨を使って腕を前に送る
-リカバリー後半で手首(から先)をさらにリラックス - キャッチの準備
-手は入水後水平(水面と平行)に伸ばす
-入水時点で手首を返すと同時に肘を外側にする - プル
-手前に引っ張る意識は必要ない
-水が当たる場所にこだわる
-入水した手を前に伸ばすときの支えにする - テンポピラミッド:4x50+4x100+4x150+4x200@1.00, 1.05, 1.10, 1.05 sec
- 同じ距離でテンポを下げてから上げて泳ぎ、距離を次第に伸ばす。
- テンポを下げる局面では以下を実施。
-プッシュの距離を増やす
-フィニッシュの位置を下げる
-キャッチ(手首を返す)のタイミングを遅らせる - テンポを上げる局面ではキャッチのタイミングを早めて「我慢しない手」とした。
- 150からはかなりつらい状態になり、集中できなくなってきた。レースでも同じことが起きると思い、シンプルなメッセージとして「キャッチの手首の形(鎌状)」をひたすらイメージして泳いだ。
- 気持ちが再び集中できるようになってきたら、プルの水のひっかかりを作り、水中の手を支えにして体を使って反対の手を素早く前に送るようにした。
考察
- 水中の手で「ある形」を作るとき、2段階前の動きからその形を作ることを意識しなければならない。つまりプルの理想的な形はリカバリーのときに作られる。
- 入水場所は遠くなるので、リカバリーで肘の伸びしろ(=入水後に手の形を変える)を気にする必要はなくなる。むしろキャッチの手首の角度をリカバリー後半で作るのが速いテンポでは有効である。
- 長距離における(疲れた状態での)キャッチとプルの役割や動作は見えてきた。週末にまた1時間のロングを実施して、キャッチとプルの新しいフォーカルポイントにおける持続力を観察する。
練習後の気分:6(形は見えたが疲れが大きい)