2013年7月22日月曜日

練習記録 7/22

トータル:2100yd 32分

○練習のテーマ:アクティブ・テンポコントロール

本日は1回に泳ぐ距離を150ydに伸ばして、合計1500ydのテンポ・ピラミッドを行う。
テンポトレーナーを入れるセットと入れないセットを組み合わせることで、テンポを加速に使うための道具を身につける。


・フォーカルポイントスイム:500yd

前日のテンポピラミッドの結果をふまえ、疲れてきたときの加速の道具として「腰の回転」に注目する。

テンポが1.20秒までであれば左右の腰位置の落差を加速に使うことができる。これが「ヒップドライブ」である。 しかしテンポが1.15秒より速いと肩の回転角より腰の回転角が小さくなり、落差を使ったヒップドライブの効果が小さくなる。

そこで骨盤の片側を前方にスライドさせる「ひねり」の力を加速に使う。タイミングとしては、
  1. 手を入水する。ニューパラダイムでは入水位置を反対の手の手首としており入水の位置が遠いので、腰の角度もほぼフラットになる。
  2. 肘を水中で伸ばす。このときに同じ側の腰骨をゆるめる。
  3. ゆるめた腰骨を前方に素早く送り出す。
  4. 送り出すと同時に伸ばした手をさらに遠くに伸ばす。
腰を送り出す前と後の型を作る。送り出す前はスイッチの型、送り出す後はスケーティングの型になり、腰を送り出すことで素早く動作ができるようにする。

・テンポピラミッド:5x(2x150)@1.15, 1.10, 1.05, 1.00, 0.95秒

定めたテンポで加速をコントロールすることを目的としてテンポピラミッドを行う。同じテンポで2回続けて泳ぐが、1回目はリラックスしながら最小ストロークで、2回目はエアーテンポ(テンポトレーナーを切る)で泳ぐ。休み時間は10カウント。

ストローク数は最初14/15だったが、1.05秒で15/16、0.95秒で16/17となった。

疲れ方は前回実施した15x100よりも激しい。最後の3セットは乳酸がたまり肩甲骨によるリカバリーの加速が使えなかった。そこで先に練習した腰の回転と入水した手の前への加速を連動させた。これにより「テンポに泳がされる感」はなくなった。

結果は平均1分21秒ペースで、1.00秒まではディセンディングできた。総時間は20分13秒で、1650で22分13秒で予想通りであった。しかし100yd15本と比べるとペースで2.5%劣化している。200を越える距離で同じペースを守るためには、150では1分20秒かそれを切る程度にはしておきたい。

このためには疲れてきたときにもストローク数を増やさないための道具が必要である。今回は「やることをやって」も2ストローク増える局面があった。疲れてくると、やることをやっていても、テンポを守っていても加速が落ちる場合がある。そのような状態を泳ぎながら察知して素早く対応しないとならない。1ラップ泳いでストローク数が増えていることに気づいてから対応するのでは遅い。

次回は8x200として同様のアプローチで道具を磨く。

 ・イージー100
1500のメインセットで疲労困憊。かろうじて泳ぐ程度。

練習後の気分:6(何しろ疲れる。泳ぐ時間も距離もこれまでより短くなったがすごくハード)

0 件のコメント:

コメントを投稿