2013年7月31日水曜日

練習記録 7/31

トータル:2300yd 39分

○練習のテーマ:加速の維持

気分を新たに新しい目標に取り組む。これまで速いテンポ(1.00~0.95秒)への適応と、その中で加速を維持するための技術を磨いてきた。

8月は新カリキュラム作成のためのビデオ撮影の日数が増え、練習時間が大幅に減少することから、今回は30秒のタイム短縮を実現するためのアプローチとして、
1)加速を上げる(ラップあたり0.5ストローク、100ヤードペースで2秒短縮)
2)劣化を抑える=加速の持続力を上げる
の2つに絞り集中的に練習する。

また練習する距離については、長水路対策としてメインセットを2000ヤードに増やす一方、フォーカル・ポイントスイムの距離を200ヤードに限定して全体の練習時間・距離の増加を最小限に抑える。

・フォーカルポイントスイム:200yd

最初の50:回転角を次第に増やして肩の可動域を増やす。
次の50:ストローク数を数える。
次の50:ストローク数を1減らすために必要な道具を確認して使う。
次の50:同じストローク数でよりラクに泳ぐための動作の短縮、リラックス時間の延長を試みる。

・ディスタンスピラミッド:4x50+4x100+4x150+4x200:14, 13, 12, 11ストローク

同じ距離をストローク数を変えて泳ぐことで、加速を上げるための道具を磨く。ストローク数は最初の50の後半で決めたが、前の練習でストローク数を意識済みだったので14からのスタートになった。テンポは気にせず、ストローク数の維持に集中する。また休憩時間は20~30秒とした。

今回の発見は、11ストロークで泳いだ後、より長い距離を14で泳ぐと非常にラクに感じられたことである。入水する手を自由落下させ、それに合わせて体幹を回転させるだけで前に進む感覚が得られた。ターゲットストロークである16ストロークで泳ぐときも、13~14ストロークの加速を最大化させることで16ストロークの持続力の増加が期待できる。

14→13:リズムはほぼ同じ。キャッチのポイントを10cm前にして水を抱える感覚を増やす。
13→12:骨盤をクランチしてヒップポイントを上げる。フィニッシュを15cm後ろにずらす。
12→11:プルからフィニッシュまでの軌跡を同じにする。横方向の安定性確保のためにキャッチのときの肘の位置を10cm外側にする。

150のセットまではストローク数を維持することができたが、200の12ストロークと11ストロークはあらゆる道具を使っても3ラップ目以降は未達であった。テンポを遅くすればストローク数も減らせるが、速いテンポに慣れているためテンポを遅くすることは非常に難しい。

200のセットではペースが82秒~85秒であった。ストローク数を維持しながらテンポを0.10秒速くすることで5秒の短縮が可能になる。このアプローチが正しいことを確認するため、加速を上げる練習の仕上げの段階でテンポコントロールを導入する。

・イージー:100

練習後の気分:8(テンポに追われず新たな気分で練習できた)


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