2013年4月5日金曜日

練習記録 4/6

スイム 35分


練習のテーマ

  • 加速を維持するためのディスタンスピラミッド
  • 新しい時計(Garmin 910XT)のテスト

練習内容

  • 時計のテスト:1000ヤード(@1.15秒、プッシュオフあり)
  • ディスタンスピラミッド(50-100-150@1.20秒、1.15秒、1.10秒)
    ストローク数は最初のラップのストローク数+1をキープ、テンポを変えてもできるだけ遅いテンポのときのストローク数を再現する。

練習結果

  • 1000ヤードスイムのタイムは16分、平均ペースは100ヤードあたり1分35秒である。
  • ラップの平均ストローク数は15だったが、Garminは両手で1とカウントして片側だけの場合切り上げるので8になる。
  • プールの距離毎のストローク数とタイムを合わせた数字をSWOLFと呼び、効率の指標としている。平均SWOLFは32、25mプールに換算したときの数値は35であった。
  • ディスタンスピラミッドではSWOLFを29にまで下げることができた。
  • テンポを変えずにストローク数を減らそうとすることは加速を上げることに他ならない。何も意識しないで長い距離を同じテンポで泳ぐと、疲れに伴って必ずストローク数は増える=遅くなる。スピードを一定にする/ストローク数を維持するためには、距離が伸びるにつれてより速く泳ごうとする意識=ディセンディングが欠かせない。
  • ディスタンスピラミッドは、このディセンディングの距離を伸ばすことが目的である。テンポや距離に応じて、加速の道具箱から異なる道具を使いディセンディングを実現する。
  • SWOLF(ストローク数とタイムの和)が一定または漸減であればディセンディングの効果があったと評価する。今回はテンポが上がるほどSWOLFが下がり、距離が伸びてもSWOLFに変化はなかったので想定通りの泳ぎができたことになる。
  • スピードを維持するために加速感を維持しようとしてもうまくいかない。まあなを磨いた結果加速感が得られること、特に距離が長くなるにつれてに前のめり感を意識すると加速感が上がることがわかった。


910XT考察

  •  FinisのSwimSenseに比べて圧倒的に見やすいし使いやすい。ただし大きい。
  • 測定結果もこれまでのGarminのアカウント上で表示できて分析しやすい。
  • ストローク数については手のかきでカウントしているようである。フリップターン直前の水中動作でプラス1されるが、手の返し動作はカウントされていない。
  •  ディスタンスピラミッドでは入れっぱなしにしておいて、スタートとゴールの都度ラップボタンを押した。休憩中も動いていたが、Webサイトでは休憩時間として認識されて平均タイムやSWOLFの計算には含まれなかった点はよい。休憩中も動かすことで休憩時間を測定することができる。
  • 測定結果とターゲットとなるラップタイムとの差から、ストロークを減らすべきか、テンポを上げるべきかという戦略を立てることができる点は便利である。
  • ランのように泳いだ軌跡をWebアカウントではマップで示すことができるようだが、 プールでのラップスイミングは意味がないせいか(屋内プールの場合GPS捕捉できないこともあるが)マップ表示できない。
  • オープンウォータースイムの距離を測るために購入したが、プール練習でも活用できることがわかった。Finis製品ではそれぞれ別の機械が必要になるので、Garminの方が便利である。しかし価格は高い。