2013年4月21日日曜日

練習記録 4/22

スイム 43分

練習のテーマ

  • 新しい次元の加速の道具を長距離で使えるようにするための方法を考える。
  • ベーステンポを1.05秒に上げる(前週より0.05秒速い)

練習内容と結果

  • FPスイム500yd@1.05秒
  • まず前週より0.05秒速いことで何が難しくなったかを観察する。→入水後に伸ばす手の深さを浅くすると、かきの意識が強くなり空回りする。
  • 対応として、肩甲骨を使って素早くリカバリーを行うことで時間を作り、その時間を入水後の加速に割り当てる。
  • 前回発見した、反対側の肩を前に出すことで水を抱える意識はスムーズにできた。
  • 1.05秒になると回転角のコントロールがシビアになる。少しでも回転角が大きくなると、テンポに合わせられなくなる。これまでよりも20%は回転角を抑える。それにともないリカバリーの肘の位置も下げる。
  • 入水する手の場所(進行方向と垂直な座標)が肩幅あたりだと、狭く感じるとともに回転角のコントロールが難しくなる。入水する場所を10cm広げる代わりに中指と進行方向の角度を平行(これまでよりも狭い感じ)にして、体が横に流れるのを防ぐ。
  • 早めにテンポに合わせようとするためか、入水する手の場所(進行方向と平行な座標)が反対側の手の肘の位置になる。意図的に手首まで前に移動させないと、入水後の手が水面より深い位置に伸びて次の動作がやりにくくなる。
  • 観察・対応の結果動作のタイミングや位置、姿勢が不安定だったので、予定を変更して短い距離のテンポピラミッドで姿勢や動作を安定させることにした。
  • テンポピラミッド:12x25yd(@1.05, 1.10, 1.15, 1.20, 1.25, 1.30, 1.25, 1.20, 1.15, 1.10, 1.05, 1.00)
  • ストローク数は意識せず、新しい次元の加速の道具として使うための手の入水角度や場所、入水時の反対の手の場所や形をテンポを落としながら固めていった。
  • キャッチしての手の返しを加えるのであれば、その前に肘を前に出さないと水を下向きに押すことになる。
  • テンポが遅くなる毎にフィニッシュを強くすることができるが、テンポが遅くなってもプルとフィニッシュのウェイトをできるだけ変えないようにした。余った時間を使ってキャッチをより丁寧に行う。
  • テンポピラミッド:8x50yd(@1.05, 1.10, 1.15, 1.20, 1.15, 1.10, 1.05, 1.00)
  • 行きと帰りのプルのウェイトをできるだけ変えないようにした。ここでも入水する手の位置に注意して、肩幅の外側で入って中指が進行方向と平行に動くようにしたところ、入水時の抵抗感が減った。この入水時の抵抗が小さいほど、キャッチやスイッチのタイミングを合わせやすくなる。
  • ストローク数は意識しなかったが、行き13帰り14で後半の1.05秒以降は行き14帰り15であった。
  • ディスタンスピラミッド:4x25+3x50+2x75+1x100、テンポトレーナーなし
  • 本番ではテンポトレーナーを使わないため、ここでテンポトレーナーがない場合にリズムを維持する練習を行った。特に新次元の加速感の道具がどこまで使えるかに意識を集中した。
  • 結果として100ydでは過去最速の1分14秒を記録した。1500m換算で20分36秒であり、ココス後の次の目標である22分30秒を視野に入れることができた。
  • 今後は5%程度遅いタイム(1分18秒)で継続して泳げるように力みをとってゆく。
練習後の気分:8(時間は短いが内容は濃かった)