2013年4月12日金曜日

練習記録 4/13

スイム 60分

練習のテーマ

  • 練習量を1.5倍にしたときの問題点発見
  • ベーステンポを1.10秒にしたときの問題点発見
ココスの8kmまでの道のりを「制限時間内に泳ぐための加速の道具箱づくり」「現在の持久力を8kmまで延長する(8kmを泳ぎ切るとは考えない)ための道具箱づくり」と考えた。まとまった時間があり、集中して練習できるのは米国にいる間だけなので実質50日。このため前半を加速の道具箱、後半を持久力の延長に割り当てている。

昨日の練習で前半が終了したため、本日からは「泳ぐ量(距離×強度)」を明らかに増やすことで、持久力の増加を図る。メニューとしてあれこれ考えても意識の変化がともなわないので、基本的にはこれまでやってきたことをまず1.5倍し、次に2倍まで増やす。単純に距離を伸ばすことができない練習方法についてはそのままとして、代わりに4種目練習を入れる(夏の次男とのレースに向けての準備)。

練習内容と結果

  • フォーカル・ポイントスイム:750yd@1.10秒
  • 1つの感覚を磨く距離を100から150ヤードに伸ばした。前のめり感、安定感、なめらか感、加速感、左右息継ぎの構成、および使用する道具箱は同じであるが、これまで0.05秒速いテンポに設定してあるためいずれもこれまで以上のなめらかさ、およびメリハリが要求される。
  • テンポピラミッド:10×150
  • 1.10からスタートして、ストローク数がラップ(25ヤード)で2減らせるテンポまで落とす。1.10スタート時15/16(残り5ラップ、以下同じ)となり、1.30で13/14になった。そこから13/14を維持しながら1.05秒まで速くした。
  • 前回の新しい加速感を得るために、リカバリーの時間短縮を図った。特に息継ぎしているときのタイミングの遅れが気になったため、回転角を2割減らし、息継ぎするときにリカバリーしている手の軌跡を10cm下げ、入水位置を15cm手前にして入水までの時間を短縮した。その結果リズムに余裕ができ、入水後の加速の前にタメを作ることができるようになった。効果は大きく150ヤードで5秒短縮できた。ただしこの道具は1.10秒より速くないとうまく機能しない。
  • 最初と後のテンポ1.10秒のタイムを比べると後の方が17秒速い。テンポを1.05秒にしてさらに2秒短縮することができた。
  • ブリスク:4×100@1.15, 1.10, 1.05, 1.00 13/14/14/14、ディセンディング
  • ピラミッド練習後半に得られた加速感を保持するための練習。距離を短くして、テンポを一旦下げて13/14を維持するように泳ぐ。タイムは1:23, 1:20, 1:18, 1:17でディセンディング成功。ただし1.00のときは14/15/16になった。
  • 個人メドレー:4x100+フォーカル・ポイント
  • 各種目毎にフォーカルポイントを1つ決め、効果を測定しながら泳ぐ。
  • バタフライ:リカバリー後半の手の加速→入水後の沈み込みの深さ
  • 背泳ぎ:スイッチのタイミング→リカバリー後半の手の加速
  • 平泳ぎ:足をひきつけたときの向き→蹴った後の伸び
  • クロール:速いテンポの2ビートキック→リズムに影響を与えていない


練習後の気分:8(泳ぐ距離は増えたがそれほど疲れはなし)