2013年4月10日水曜日

練習記録 4/11

スイム 45分

練習のテーマ

  • テンポ1.00秒で14ストロークを維持するための道具作り
  • 100ヤード単位のテンポピラミッド

練習内容と結果

  • FPスイム:500ヤード@1.15秒:100ヤードずつ感覚を決めて、その感覚の基準を上げるための道具を使う。前回とほぼ同じ道具を使用しながら加速を意識する。
  • 前のめり感:入水後に伸ばす方向を深く、遠く、頭の位置を5cm下げる
  • 安定感:わきの下を5cm伸ばして遠くから水を抱える、入水後に伸ばす中指を進行方向と並行
  • なめらか感:スイッチタイミングを目視して出会う場所を15cm下げる(がまんしない)、フィニッシュからリカバリーの動作をつなげる、リカバリーの後半で肩甲骨全体を前に送る
  • 加速感:入水後に伸ばす手の加速、水中にある手でより大きな水を抱えるようにフックを調整、フィニッシュの位置を10cm後ろにする
  • 息継ぎ:左息継ぎで減速を抑える
  •  テンポピラミッド:10 x 100 @1.20, 1.25, 1.30, 1.35, 1.40, 1.35, 1.30, 1.25, 1.20, 1.15 sec
  • 最初の1.20秒から13ストロークで泳げた。FPスイムで加速を意識した効果が出ている。
  • まず最初のラップで「力強い」加速を加えてストローク数を目標値にする。次に各動作でゆるめられるところを探して「より小さいエネルギー」で最初のラップ+1のストローク数を達成するようにする。
  • 1.40は11/12/12/12で泳げた。9日の練習では1.40で13/14/14/14だったので8ストローク減らすことができた。感覚的もかなり加速をしている。1.20秒まではこのストローク数を維持することができた。1.15秒では加速を維持しようとしたがテンポが追いつかなくなりあせった。結果としてはこの10本でディセンディングを達成した。最初と比べて最後は11秒短縮した。
  •  ブリスク:4 x (2x50) @1.15, 1.10, 1.05, 1.00 sec
  • エネルギーを最大限投入してストローク数を最小限にする。同じテンポで2回繰り返し、加速を上げることでディセンディングを実現する。
  •  結果:42.1秒から37.5秒まで3.6秒短縮できた。全てストローク数は同じ(13/14/14/14)であるが、ターン前やゴールのストロークの余り具合でタイムに生じた。
  • テンポを上げた直後は手のかきが優勢になり、前のめり感が損なわれる。2回目はテンポに合わせる余裕ができるため、スイッチのタイミングや入水後の加速に焦点を当てることができて加速が上がる。1.00秒の2回目は非常にゆとりのある感じでテンポに合わせられて、これまで得られたことのない感じの加速感が得られた。「水に乗る」感覚である。

考察

  •  テンポ1.00秒で14ストロークを泳ぐ加速の道具は揃った。
  • 次のステップはこの加速を繰り返し維持できる単位距離を増やす。
  • また練習単位を現在の1.5~2.0倍にして持久力を増やす。

練習後の気分:10(現在の目標を達成して新しい次元の加速感が得られた)