2013年4月15日月曜日

練習記録 4/15

スイム 60分

ボストンマラソンで爆発、死亡者が出る。健康を目的として、技術や体力を磨いているの人たちの世界でこのようなことが起きたのは非常に残念。亡くなられた方とご遺族に謹んでお悔やみ申し上げます。

 

練習のテーマ

  • ベーステンポを1.10秒にしたときの組み合わせディスタンスピラミッドで、どこまで設定ストロークで泳げるかを見る。
 通常のディスタンスピラミッドは25-50-75-100などと距離を次第に伸ばす、あるいは次第に短くする。今回はそれぞれの距離を複数回行うことで、それぞれの距離における体の使い方を定着させる目的がある。

練習内容と結果

  • フォーカル・ポイントスイム:750yd@1.10秒
  • 前回よりも慌ただしい感じがしたため、それぞれの感覚基準で泳ぐ前に「ゆとりの時間」を作った。フィニッシュやリカバリーを意識して素早く行い、入水時にビープ音が遅めに聞こえるようにする。このように動作の所要時間を短縮してから、各感覚基準、加速、息継ぎの道具箱を使った。ストローク数は通常より2~3多かったが、次で減らすのでここでは特に減らそうとはせず自然な動作を心がけた。
  • テンポピラミッド:2×(4×50, 3×100, 2×150, 1×200)@1.15秒、1.10秒、13/14ストローク
  • 今回は13/14ストロークで泳ぎきることが目標であったので、ディセンディングではなく次第にラクに14ストロークで泳げるような道具を作るようにした。
  • それぞれの距離で複数回練習するチャンスがあるので、最初は加速をかなり意識して確実に13/14で泳ぐようにして、次の回からはゆるめる場所を増やしてラクに13/14を達成できるようにした。
  • 100までは順調であったが150の100以降で達成が難しくなった。このためフックをかけた後に手首を締めて素早く水を押さえる動作を加えたところ、14ストロークは達成できたもののエネルギーも使った。
  • 1.10秒のテンポではアプローチを変えて、「ゆとりの時間」を作ってその時間を入水後の手の加速に使った。結果は同じ14ストロークだが前述の手のかきに意識を加えたときにくらべて疲れ方は少なかった。
  • 個人メドレー:3x100+テンポの変化
  • 2本目はテンポを2割以上上げて泳いだ。テンポを上げて泳ぐときの道具は次の通り。
  • バタフライ:上下動を小さくして息継ぎのときの顔の角度を変えない。
  • 背泳ぎ:リカバリーして入水する手の速度が上がるように水中の手で水を抱える。
  • 平泳ぎ:リカバリーするときには下ではなく前に手を伸ばす。
  • クロール:素早いテンポで2ビートキック

考察

  • 1回の練習の組み合わせで2000も泳ぐと、さすがに体も動きにくくなる。
  • このようなときでも加速を維持するためには、手のかきを意識するよりも「早めのリズム」で泳ぐほうが同じ結果でラクに泳げることがわかった。ストローク数を維持して泳ぐ限り空回りは発生しないので、この道具は長距離で加速を維持するのに有効に使えそうである。
  • 以前の「新次元の加速感」もこの早めのリズムがベースになっている。
  • 次回は長距離に使える「早めのリズム」 の道具箱づくりを行う。

練習後の気分: 8(前回と同じ距離だがタスクが多く疲れた)