2015年3月28日土曜日

低温スイムの新技術

スイム 40分


今日はミネソタからワークショップの指導に来たDave Cameronコーチとサンフランシスコで泳いだ。気温21度と3月にしては暖かいが、水温は16度であった(ブイに備え付けの温度計で確認)。普段よりは3度程度高いらしい。

今回はシーズン初めてということもあり、ウェットスーツ(袖無し)+サーマルスリーブ(袖)+サーマルキャップで泳いだ。

○最初の5分

海に入った瞬間、冷たいと思う間もなく痛みが足を襲う。泳ぎ始めたが手のひらと足が痛くなってきた。

ウェットスーツやサーマルスリーブ、キャップに覆われている場所は何も感じないが、手のひら、足、顔、首が痛む。呼吸も浅くなったので2ストローク1回呼吸で換気を増やした。

6ビートキックを初めて海水で試したが、ウェットスーツによる浮力もあり空打ちが目立った。

○次の5分

冷たいと感じたら、水中の手の型を意識して、普段よりも「力強く」水の中で手を動かすようにDaveからアドバイスを受けた。試してみると手の冷たさが弱くなり、ストロークに集中できるようになった。

またテンポを上げて泳いでいたところ、左手が水面を叩いているとの指摘があった。スリーブを着けているので気がつかなかったが、入水角度を意識するようにした。

○次の10分

最初の10分間でパニック状態から落ち着いた状態まで変化した。それまではDaveに追いつけなかったが、水中の手の動きを意識するようになってからスピードで追いつくようになった。

またキックについても、ウェット装着時のひざの緩め方や腸腰筋の使い方がわかってきて、下半身を安定させ、推進力となる6ビートキックに変えることができた。

○次の10分

強烈な横からの流れで押し流される。手のかきに合わせるサイティングで視野を確保し、流される方向と逆の方向に向けて泳いだ。

ここでDaveから、「横からの潮があるときは、グライド時間を増やすと横に流される。テンポを上げてスケーティング姿勢の時間を短くする」アドバイスを受けた。このため水中の手とからだの間隔を狭め、6ビートキックのタイミングに合わせてテンポを上げたところ、流されないようになった。

○次の10分

良い感じで終わりかけたが、「もう1回行く?」と言われて思わず「行こう!」と言った自分がおかしい。ついにあちらの世界に入ってしまった。4月のレースのペースで10分泳いでみた。


Daveはドーバー海峡をソロで2回成功させ、往復にもチャレンジしている。経験豊富なコーチからいろいろ教えてもらえる自分の立場に感謝している。

クラブハウスは一般人でも入場できることがわかったので、これからは電動シャワーを持ち運ばずに毎週土曜日練習することにする。


練習後の気分:8(泳いだ後は震えがやっぱり止まらなかったが、すぐに熱いシャワーが浴びられてよかった)

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