2015年3月24日火曜日

スカリング練習と水中の手の動かし方の関係

スイム 72分 3600yds



  1. ウォームアップ 400:7つの感覚を50ずつ意識
  2. キック 4×100:スーパーマンキック25、スケーティングキック片側ずつ25×2、2ビートアクセントを意識した6ビートクロール25、フィン無し2セットとフィン装着2セットずつ
  3. 2to6ビートキッククロール 2×100:フリック2ビート→シザーズ2ビート→6ビートとして25ずつ6ビートの割合を増やす
  4. 6ビートキッククロール 2×100:1st, 2nd25は入水の手に合わせてアクセントキックを入れ、3rd, 4thは6ビートに入水の手を合わせる。
  5. アンクルストラップクロール 2×100:アンクルストラップを装着し足の動きを止める。
  6. クロール 2×100:1st, 3rdは両足をつけたままキックなし、2nd, 4thは6ビートキック
  7. スカリング 4×100:肘前スカル25、肩下スカル25、腰前スカル25、スカリングの動きをストロークに取り入れてクロール25
  8. クロール 8×200
    4セット
    -1st 50:手首前スカルをキャッチに連動
    -2nd 50:肩下スカルをプッシュに連動
    -3rd 50:腰前スカルをフィニッシュに連動
    -4th 50:スカリングの動きをストローク全体に連動
    4セット
    -1st 50:手首前スカルを入水動作に連動
    -2nd 50:肘下スカルを入水動作に連動
    -3rd 50:肩下スカルを入水後の加速に連動
    -4th 50:腰前スカルを入水後の加速に連動


今日のスカリング練習で、ようやく水中の手の動きが理解できた。
  1. キャッチ:手のひらを外側に向けて開く動きを最初に行うことで、水の当たりが強くなる。これは手を前に伸ばしたスカリング動作と同じである。親指を支点にして手のひらの回転動作を加えることで、肘の位置が高くなる。水の当たりを強くし、肘を高くした型を作ってから素早く内側に返すことでキャッチが完結する。
  2. プル-プッシュ:肩の下で行うスカリング動作の始点をキャッチの位置、終点をフィニッシュの位置に移動するとプル-プッシュになる。肩の下で行うスカリング動作は「姿勢の安定」と「推進力」の両方の機能を持つ。両足を閉じたまま肩の下でスカリングしたときに、足が浮いたまま前に進むようになればこの2つが機能していることになる。現時点では推進力はあるものの足が沈むので姿勢は安定していない。キャッチの位置から手を内側に動かして腰の前に到達する。
  3. フィニッシュ:腰の前で行うスカリング動作のうち、手を外側に動かす部分がフィニッシュになる。手を後ろに押さず、外側にはじくように動かすことで押された水を感じることができる。

これまでキャッチの部分にスカリングの動きを取り入れる考えが理解できなかったが、オーストラリアのTIコーチであるピーターのアドバイスを取り入れたことにより外向きの手の動きがキャッチの前半部分になることがわかった。後半は素早く手を返す部分である。

非常に重要な感覚が得られたので、クロール200のセットでは4セットをこの手の動かし方に費やし、次の4セットで両手のタイミングを変えてみた。入水する手の加速のタイミングをどこにするかで、水中の手のどの動きを強調することになるのかが決まる。なおタイミングを見極めるときは、入水する瞬間については意識せず、入水する手を加速するタイミングを観察した。これはCROSモードでは水面の傾きが絶えず変化するので、水面を基準にすることができないためである。手を前に素早く伸ばす動作をタイミングの基準とすることで、水面がどのような向きになっていても対応できる。1~3までは問題なくできたが、フィニッシュと手を前に伸ばす動作の連動はドリルでの練習が必要である。


これまでとそれほど変わらない時間で3600を泳げるようになった。スピードも確実に上がっている。


練習後の気分:8(見えなかったものが見えるようになった)

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