2015年3月16日月曜日

キックの強化

スイム:60分 2400yds

3月はCROS用6ビートを形成することに集中する。テンポトレーナーは使わず、全て100ydsを単位にしたセットにより構成する。
  1. ウォームアップ 400:7つの感覚を50ずつ意識
  2. キック 8×100:スーパーマンキック25、スケーティングキック片側ずつ25×2、2ビートアクセントを意識した6ビートクロール25、ビニルフィン無し2セット、フィン有り2セットを交互に行う
  3. 2to6ビートキッククロール 4×100:フリック2ビート→シザーズ2ビート→6ビートとして25ずつ6ビートの割合を増やす
  4. 6ビートキッククロール 4×100:1st, 2nd25は入水の手に合わせてアクセントキックを入れ、3rd, 4thは6ビートに入水の手を合わせる。
  5. アンクルストラップクロール 4×100:キックなしアンクルストラップつき2セット、残り2セットはストラップを外して前半50を2ビートシザーズ、後半50を6ビート。

この10年間分と同じぐらいキックをした感じ。ビニルフィンは見た目はとてもしょぼいが、軽く、穴が開いているので水の感覚をほとんど失わずにフィンのメリットを受けることができる。

このフィンにより、キックは「足の甲やすねで水を下に押す」のではなく、「足の甲で水を安定させて、ハムストリングと腸腰筋を使って膝裏をすばやく引き上げて伸ばす」ということが理解できた。その結果キック動作自体がとてもラクになり、呼吸の問題を除けばいつまでもキックできる状態になった。(スイマーズスノーケルで息継ぎなしキックをしようとしたが、古くてパージすると下から水が入ってきたので使うのをやめて息継ぎを入れた)

6ビートの2つの問題(体がフラットになる、斜め姿勢と連動しにくくなる)を解決するために、スケーティング姿勢からのキックや、2ビートキックから6ビートへの切り替え、アクセントキックの挿入を過渡期に入れるなど試みた。アクセントキックを入れようとすると3ビートずつで待ちの時間が生まれたので、最初は手の動き中心にしてアクセントのタイミングを合わせ、次にキックのタイミングを中心にしてストロークの所要時間を短縮したところ、カンタンにテンポアップできた。テンポを急に上げることは難しいが、キックを2ビートから6ビートに変え、ストロークのタイミングをアクセントキックに合わせることで対応できそうである。

6ビートキックの連続で体がぶれるのを避けるため、最後にアンクルストラップを装着してノーキックで泳いだ。これまでよりも下半身が安定している感じが得られた。エッジが効いてきたのであろう。

練習後の気分:9(きらいなバタ足が好きになったのは非常に大きい)


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