2014年8月29日金曜日

手首の締め方による加速コントロール

今週は50km走って21km泳いだ。総運動時間は13.5時間、消費カロリーは6800kcalである。脂肪約1kgが使われたことになるが、体重には50%しか反映されていない。一方で食欲が高まっているため、運動量が激減する日本訪問時が心配である。

ラン 9.2km

心拍数が概ね140未満で最初の30分、140台前半で次の30分を走ることができるようになった。平均ペースは時速8km(7分30秒/km)である。

てこの原理を応用して、接地面である足の裏を作用点、膝を力点として前方に体重をかけた。また坂道においては頭の位置を意識して前のめり感を維持した。この結果ほとんど疲れることなく、次のスイムにつなげることができた。

スイム 4400yds

アップ400、テンポピラミッド10×300、ディスタンスピラミッド2×500でテンポを含めて全く同じ構成で4日間練習した。ここで得られた知見は以下の通り。
  • 水中の手の軌跡を15cm上げることで、速いテンポでも推進力を維持することができる。
  • 手の平の水を後ろに押すという意識よりは、肘を引く結果手の平の水が押されるようにすると疲れない。これはてこの原理の応用である。
  • 水のかかえ始めは背中と胸の筋肉を締めて加速する。
  • 途中の動作は肘を外側に引くことでてこの原理を使う。
  • プッシュは入水動作をてこに使う。入水動作を素早く行うことでプッシュが加速できる。
  • 正しいタイミングで適切な筋肉や関節の締めを使えば、疲れる感じがなく1分32~33秒ペースにすることができる。

キャッチやプルの型の維持と劣化のバランス

テンポ1.15秒までは型をつくり、その型をできるだけ維持するようにして水を後ろに押す。型を維持するのに使われるのは手の平の力ではなく手首の締めである。手首から先は「結果として」水を押すことになる。

テンポ1.10秒から上げる段階では、締める割合を3~5割減らして「撫でる」意識を強くする。1回のストロークで得られる推進力は下がるが、それ以上にテンポを上げる効果があればよい。今日は実験的に0(手首脱力)~10(手で水を押す意識)まで変えてみたが、手首を締めるほど上腕三頭筋が疲れ、緩めるほど空回りする。水を押す感覚を確認しながら手首を緩めていき、水を押す感覚が維持できる最低限の手首の締め方を見つける必要がある。


練習後の気分:8(距離だけでなく発見もあり充実した1週間であった)

0 件のコメント:

コメントを投稿