2014年8月18日月曜日

意識の集中を分散する

ラン:5km

いつものコースをいつものように走った。前回は全行程で140(強度では80%)を越え、さらに6割で160(強度では95%)を越えていた。ところが今回は4kmまで120台後半をキープしていた。最後の1kmで7分ペースに上げても150まで届かず、全行程の平均心拍数は前回より30下がっていた。平均ペースはkmあたり3秒遅いだけである。意味不明であるが、これが普通の人の心拍数なのであろう。2日間泳がなかったので人間に近づいたのだろうか。

スイム:LSD5000yds(5x1000)

左右息継ぎの練習の成果を確認するため、LSDで5000ヤードを泳いだ。

  • 目標心拍数:100台後半~110台前半
  • 永久に泳ぎ続けられそうな泳ぎ方で泳ぐ
  • 3ストロークで1回息継ぎ
  • 1000ヤード毎に給水で最長20秒休憩
  • テンポ1.05秒、17ストロークキープ
  • SwiMP3で音楽を聴く
左右それぞれ3回ずつ息継ぎをするため17ストロークとした。加速を入れれば16にすることは容易なので、17は「丁寧に泳ぐが力は入れない」泳ぎとなる。

前回のLSDでは首の右側や右肩が張ったり、スナップの効かせすぎで左足がつりそうになったりしたが、今回は左右均等に息継ぎをしていたので何も起きなかった。左足の酷使感もなかった。

ペースは5本とも同じで1分37秒であった。およそ10km3時間に相当する。特に負担のあるペースではなかったので、アクシデントや急激な疲れによる劣化がない限りはサブスリー達成が見えてきた。

意識の仕方を分散する

これまでは常にいろいろ考え、観察し、感覚を得ながら修正して泳いでいた。しかし30分以上泳ぐ場合には、このようにしていたら頭が疲れてしまう。そこでランを参考にして、意識を集中するときとしないときの使い分け、および意識の集中時間の短縮を図ることにした。

  • テンポトレーナーのビープ音を聞き続けない:動作に意識を集中し続けることになる。壁をプッシュオフする毎に最初の3、4ストロークだけ合わせたら、あとは音楽にフォーカスを変える。
  • 雑かどうかだけ判断する:感覚基準を鈍くして、雑か丁寧かだけを判断する。雑と感じたら前のめり感や安定感、なめらか感を使って泳ぎを修正する。
  • 他のことも考えてみる:今日の仕事の予定や新しいビジネスモデルなど。
  • フォーカスする場所を集中し、1ラップあたり3~4ストロークだけにする:入水の位置や伸ばす手の方向、頭頂部などを意識する場所を選び、1ラップで1つだけに絞って3~4ストローク泳ぐ間意識して修正する。
  • 瞑想はしない:瞑想するとテンポに合わせられなくなる。スピードを問わない場合は瞑想が必要だがタイム泳には適さない。
上記のように、ざっくりした感覚を使ってたまに意識を集中する技術が必要である。音楽を聴いていると、音楽を聴かずに集中する、音楽を聴く、音楽は耳に入ってくるが別のことを考えるという3つのパターンをつくることができるので、意識の分散がやりやすい。

スピードを落とすことなく意識を分散できるようになれば、長時間を速く泳ぐことができる。1500mを速く泳ぐために練習していたときには考えることのなかったコンセプトである。


練習後の気分:6(7000泳ぐつもりだったが、左側呼吸で水をたくさん飲んで腹痛になったため5000で中断した)

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