2014年8月27日水曜日

てこの原理を使って推進力を得る

前日と同様にラン9.2km、スイム4400ydを合計2時間半(着替え含まず、水泳の途中休憩含む)で行った。最近人生で最も運動している。消費カロリーは1300kcal近いが体型は変わらず。意味不明。

てこの原理をプルに使う

前日は水中の手の平の軌跡を上げることで推進力を増やすことができた。そこで感じたのは、

  • 手の平で水を押すために、手の平に力を入れると心拍数が上がり疲れる。
  • 肘を外側に引くことで、手の平で水が押されている状態を結果として作ることができる。このときはそれほど疲れない。
ということであった。手の平を力の作用点、肩が支点と考えると、
  • 手の平を動かそうと思って手(の平)に力を入れる状態→入れる力と得られる推進力は等価、または水の抵抗の分だけ推進力は減る。
  • 肘を動かすことで結果的に手の平が動いている状態→肘が力点とすれば第3種てこ(箸やトング、ピンセットなど)に該当して大きな力が生まれる。
という仮説が立つ。そこで力点を様々な場所に置いてみた。
  • 肘:手が動き始めた後で肘でリードすることが可能。手が動き始める前からリードしようとすると、肘引きになり水が押せなくなる。
  • 広背筋か大円筋(わきの下の下側):手の動き始めに有効。わきの下を十分に伸ばした反動を使う。
  • 大胸筋:肘が横に出ていると胸の筋肉を使うことができる。意識しすぎると、手が動き出してからの肘による加速にうまくつながらない。
手の平が動き出す前後は背中や胸の大きな筋肉を使い、動き出してからは肘を意識することで手の形を変えずに水を後ろに押し続けると腕の筋肉疲労を抑えることができる。

なお入水する手を力点とすることも可能である。この場合支点は体軸になる。入水する手は重力により加速することができるので、その力を反対側にある水中の手に伝えて推進力に変える。入水する手の加速を増やすことで力点の力が増え、その結果作用点における推進力を増やすことができる。

テンポピラミッドにおいては、テンポが1.05秒以上速くなるとてこの効果がわかりにくくなる。手の平に力を入れることなく、他の部位を使って推進力を維持する工夫がさらに必要になる。

練習後の気分:7(前日よりは疲れなかった)

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