2014年8月12日火曜日

距離を伸ばしたときの心拍数の変化

○ラン:5km

心拍数は開始直後1分で180に達し、その後3分かけて120まで下がった。ペースは8分程度と非常にゆっくりしていても心拍数は急激に上がる。理由は不明。

その後も7分45秒ペースで目標通りであったが、心拍数160越えのピークが2回発生した。特に2回目のピークは4分程度ピークが続いた。

13分後に心拍数がようやく130台に下がり、その後は130台前半~140台前半で推移している。このときのペースは7分30秒後半~8分である。

気分的にはとてもラクに走っているにもかかわらず、心拍数は非常に高い。これが20km過ぎで足が棒になる原因である。巷の書籍には「走り続ければ心拍数は下がる」と書いてあるが、少なくとも私には当てはまらない。また一般のランナーで実際に下がったエビデンスも見つからなかった。強度=スピード=心拍数の図式が崩れない限り、私のような高心拍の人間はスピードアップできない。

また心拍数が高ければ乳酸が溜まりやすくなる(これは運動強度における乳酸値測定でエビデンスがある)。乳酸が溜まると足が棒になり、走り続けることができなくなる(これは自らの経験。糖分不足ではないことは実証済み)。従って私のような高心拍の人間は長距離走れない。

今後改善できるシナリオは、
  • 同じ運動強度(同じ心拍数)でスピードを上げる
  • 高い心拍数で続けて運動して乳酸が出て足が棒になっても走り続ける根性
ぐらいしかない。前者については筋力を上げることで可能か確かめる。後者については20km超の距離を走り経験を積むしかないようである。キロ8分ペースで心拍数が140を超える人にとってフルマラソンを走るアプローチがあるのならぜひ知りたいところである。こつこつ努力しても目標として見えるのはハーフマラソンまでか。

○スイム:3500yds

距離を次第に伸ばしたときに心拍数がどのように変化するかを確認した。

・3x1000(100+200+300+400)@1.15, 1.10, 1.05秒

前日の練習でテンポだけキープしていると運動強度が下がることがわかったので、ストローク数を15/16に維持した。


  • テンポ1.15秒:ペースは1分31~34秒。心拍数は90台前半。距離が伸びるに従いストロークを維持するために力が入るが、心拍数には大きな影響がなかった。
  • テンポ1.10秒:ペースは1分31秒。心拍数は100台後半。300、400において自分を見失うことがあったが、ペースが落ちることはなかったが、心拍数は110後半まで上がった。
  • テンポ1.05秒:ペースは1分27秒。心拍数は120台まで上がったものの、距離が伸びると逆に心拍数は下がり最後は90台後半で終わった。
テンポが上がるとストローク維持のために加速が必要となり、心拍数も全体的に上がる。一方距離が伸びても16ストローク維持であれば大きな力を必要としないようで、心拍数は安定していた。

心拍数が急激に上がる:泳いでいるときは80~90であっても、壁についた瞬間から心拍数は上がって130~140になることがわかった。壁についてから心拍数を測っても、泳いでいるときの心拍数より5割高くなる点は注意する必要がある。アクアパルスだと直近の計測値を再生することができるので、泳いでいるときはよく聞こえなかった場合でも壁についてから泳いでいたときの心拍数を確認することができる。

今後は以下について取り組む。
  • 「足が棒になる」ランニングの状態はスイミングで発生するのか?→長い距離で実験
  • 心拍数の高さと劣化の度合いの関係→短い距離の反復で実験

練習後の気分:7(心拍数についてまだ不明な点が多い)

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