2014年8月11日月曜日

一定のリズムで長く泳ぐときの心拍数の変化

ラン 5km
スイム 4000yds

スイム練習の距離を伸ばすために、今週よりランは朝6時から、スイムは午後からと分けて行うことにした。ランによる足の疲れの影響を最小化するメリットもある。

4x1000 リズムとストローク数一定

長距離泳いだときの心拍数の変化を観察するため、以下のようにした。
  1. リラックスして泳ぐ。ストローク数も数えない。
  2. テンポ1.15秒(ゆっくり)。ストローク数は16/17。
  3. テンポ1.10秒。ストローク数は16/17。
  4. テンポ1.05秒。ストローク数は17/18(または17)。
カルボーネン法による運動強度の計算式は
(心拍数-安静時心拍数)÷(最大心拍数-安静時心拍数)×100
であり、これに基づくと各セットにおける心拍数と運動強度は以下のようになる。
  1. 心拍数79~84、運動強度-8~-2%、平均ペース1分43秒
  2. 心拍数95~100、運動強度11~16%、平均ペース1分38秒
  3. 心拍数110~115、運動強度28~34%、平均ペース1分35秒
  4. 心拍数115~120、運動強度34~40%、平均ペース1分33秒
1ではときどき70台前半も聞こえてきたが、90台に達することはなかった。水圧で心拍数が下がるものの、1割を補正しても運動強度は10%に満たない。

2はテンポが加わるので1よりもストロークの維持に集中する必要がある。瞬間的に120を超えることもあるが、90を下回ることもある。

3では意識して加速することで、ストローク数を維持した。エネルギーを使って泳いでいるという実感が得られる一方、ストローク維持に余計な力が入る。

4では最初130台まで心拍数が上がったが、100ヤードを過ぎてからは110台後半で落ち着いた。さらに加速は意識したが、心拍数は上がることがなく後半はかえって下がっていった。最終的には90台後半まで下がった。

○結果の考察

  • ランと比べると、長時間の運動で自然に心拍数が上がっていくことはなかった。ランでは10kmを経過すると10程度自然に上がっていったが、スイムでは逆に下がるケースもあった。
  • テンポに合わせる泳ぎ方では、運動強度が40%以下となり疲れにくくなる。ただしスピードは秒速1m(1500m25分)を下回るので、ここからどこまで運動強度を上げずにスピードを上げることができるかが今後の課題である。
今回胸バンド型の心拍計ウォッチを試したが、全く使い物にならなかった。記録はできないが、リアルタイムで心拍数がわかるFinis製品を使うしかないようだ。

練習後の気分:7(得たい結果が得られた)




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