2013年5月4日土曜日

練習記録 5/4

スイム 90分

練習のテーマ

  • 90分連続泳で疲労への対応方法を決める。

練習内容と結果

  • 90分泳@1.00秒
  • 前回の60分泳では4ラップを一単位として、ストローク数を調整しながら加速するラップとクルーズするラップを組み合わせた。結果は前半までよかったが後半は集中力が切れた。
  • 今回は15分を6つのセグメントに分け、フォームを調整するフェーズを15分、加速を調整するフェーズを15分の繰り返しとした。Garmin Swimは距離はよく見えるがストップウォッチが見にくいので、15分はおよそ1000ydとして「15分または1000yd」単位とした。
  • フォーム調整フェーズのフォーカルポイント
    -入水の角度と場所:30度入水、反対の手の手首の横延長線
    -入水後に伸ばす方向:水面から20cm
    -キャッチ開始タイミング:入水した手を伸ばしきった直後
    -スイッチの支点:キャッチ終了時(手の平は肘の下)
    -リカバリー:肩甲骨を使って速く動かす
  • 加速フェーズのフォーカルポイント
    -スイッチ直前の水中の手の水の当たる方向:手の平は後ろ
    -キャッチの段階で手を素早く動かして水を抱える量を増やす
    -入水した手が伸びてからさらに加速して伸ばす
    -入水した手が伸びた直後に足のスナップを合わせてさらに加速
  • 「調整」の意識は良くない。調整の意識とは、「これをやるとどうなるかやってみよう」という意識である。この意識で泳ぐラップは確実に1ストロークは増えていた(1秒遅くなった)。フォーカルポイント練習では必須であるこのプロセスは、タイムトライアルやレースでは絶対に持ち込んではならない。タイムトライアルやレースでは、練習を積み上げて「定まった形」にひたすら合わせるだけに集中する。それが形成途中であっても、その段階での「定まった形」を使う。
  • 従って今回の「フォーム調整フェーズ」はタイムトライアルやレースには取り入れるべきでない。取り入れるとしても最初の5分程度であろう。あとは「定まった形」に合わせることに集中し、定まったらさらに加速を加えるためにエネルギーを使う。
  • 疲れてくると左右の手のスイッチのタイミングをつかむのが難しくなり、また「調整」が必要になる。キャッチの開始のタイミングは、「入水した手を伸ばしきった直後」がよい。こうすれば反対の手を参照する必要がなくなる。
  • スイッチにおける左右の手は、「入水した手を加速して伸ばすのに反対の手が支点になり、支点となる手は手の平が肘の下にあり前腕が水面に対して垂直になっている」という型(定まった形)にはめる。
  • 疲れてくるとこの型が非常に有効になる。明らかに型からはみ出してくる(特にリカバリーが間に合わなくなる)ので、型にはまるように泳ぎを修正する。これはテンポトレーナーのビープ音に合わせて泳ぐような感じである。正しい結果があり、その結果に合わせるように修正するということである。
  •  前回は集中して泳げたが、今回は途中でコース移動をしなければならなかったり、2人でコースを分けて泳ぐ必要があったり、途中で人が入ってきたりとかなり注意が散漫になった。止まらずに泳ぐのであれば平日の方がよい。
  • 結果は5850ヤードで、1500m25分18秒ペースであった。6000は泳ぎたかった。
  • 来週もう一回60分泳を実施してから大会に臨むことにする。
練習後の気分:6(もっと集中して泳ぎたかった)