2015年4月3日金曜日

疲れてスピードが劣化する原因を知る

バイク 47分 16.7km
スイム 71分 3600yds



  1. ウォームアップ 400:7つの感覚を50ずつ意識
  2. キック 4×100:スーパーマンキック25、スケーティングキック片側ずつ25×2、2ビートアクセントを意識した6ビートクロール25、フィン無し2セットとフィン装着2セットずつ
  3. 2to6ビートキッククロール 2×100:フリック2ビート→シザーズ2ビート→6ビートとして25ずつ6ビートの割合を増やす
  4. 6ビートキッククロール 2×100:1st, 2nd25は入水の手に合わせてアクセントキックを入れ、3rd, 4thは6ビートに入水の手を合わせる。
  5. アンクルストラップクロール 2×100:アンクルストラップを装着し足の動きを止める。
  6. クロール 2×100:1st, 3rdは両足をつけたままキックなし、2nd, 4thは6ビートキック
  7. スカリング 2×100:肘前スカル25、肩下スカル25、腰前スカル25、スカリングの動きをストロークに取り入れてクロール25
  8. クロール 2×100
    -1st 25:手首前スカルをキャッチに連動
    -2nd 25:肩下スカルをプッシュに連動
    -3rd 25:腰前スカルをフィニッシュに連動
    -4th 25:スカリングの動きをストローク全体に連動
  9. 8×200:ストローク数キープ(15,16,16,17)、約30秒休憩

最後の200では、ストローク数を前回よりラップあたり1増やすことで速く泳いだ。これまで乗ったことのないバイクを5日連続で行ったことで、疲れがたまる感覚があった。そこで疲れると何が起きるのかを、道具(意識をもって行う具体的な動作)に合わせて観察した。道具は4種類を50ずつ使った。

(1)水中の手をてこにして素早くリカバリーする

スイッチのタイミングを変えてテンポを上げるための道具。内から外へのスカルにより手のひらに水を当て、それを支えにしてフィニッシュ直後の水上の手を素早く前に送る。

疲れるとどうなるか
  • 手に当たる水が減り支えが弱くなる→動かし始めるタイミングを遅らせて、素早く行うことで当たる水を復活させる。
  • リカバリーが遅くなる→肘を上に運ぶ意識から、横に運ぶ意識に変える。手と水面との距離を小さくする。

(2)入水する手の場所と角度

素早いリカバリーの速度を失わないようにするため、通常よりも入水場所を遠く(反対の手の手首の横延長線上)、入水角度を浅く(30度)する。前に伸びる勢いが増えることで、下半身を浮かすことができる。この感覚はアンクルストラップ練習で身につける。


疲れるとどうなるか
  • 入水する場所が不安定になる→反対の手を基準にして入水場所を決める。
  • 入水する角度が深くなる→入水して伸ばした手により、下半身がどの程度浮き上がるかを確認する。浮き上がる感覚が得られるまで入水する角度を小さくする。

(3)水中の手が肩の下を通るときの肘の角度

からだに近い軌跡で手を動かすことで、テンポアップに対応する。手がからだの近くを通るときの肘の角度は90度以下である。


疲れるとどうなるか
  • 手を垂らしておいた方がラクなので、肘の角度が鈍角になる→内から外のスカルの反動で手が内側に動くときに、手のひらがからだの中央を通るようにする。
  • 同様に、からだと手のひらの距離を小さくする。

(4)フィニッシュで内から外のスカル動作を加える

フィニッシュの手単体で行うのではなく、入水して前に伸ばす手と動作を連動させることで、ラクに大きな推進力を得ることができる。

疲れるとどうなるか
  • フィニッシュが甘くなり、最後の推進力が得られなくなる→これがロットネストで起きた事象である。入水して伸ばす手と動作を連動することで、より大きな推進力を得ることができる。

最初はかなり苦労して2分45秒を出したが、上記のような対応をすることで6本ほぼ同じタイムを維持することができた。前回よりも15秒短縮できているので、スピードを上げながら劣化を抑えることができた。

ただし目標のペース2分40秒には達しなかった。劣化はしていないので、最終的には22分45秒程度か。来週の2回の400の練習でどこまで底上げできるか。

練習後の気分:7(疲れた)




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