2015年4月22日水曜日

水泳のレジスタンス・トレーニング

バイク 21km(64分)
ラン 3.5km(30分)
スイム 2000yds(46分)


  • 感覚スイム:400
  • スカリング関連ドリルとスイム:800
  • スイムパラシュート12インチ:4×50
  • スイムパラシュート8インチ:4×50
  • 4×50
  • 1×100

・インスティンクトパドル

Finisの新製品インスティンクトパドル(大および小)を使ってスカリングドリルとクロールを泳ぐ。
  • 大きい方:手に水を当てる感覚が強くなる。
  • 小さい方:手の平よりも小さいので手の平の向きを意識できる。
なし→小→大→小として100ずつスカリングドリルとスイムを組み合わせた。手に水を当てることでてこの力点にする感覚を大で養い、キャッチ、プル、フィニッシュの手の平の向きを小で磨くやり方がよいと感じた。

次に小→なし→小→なしと交互に100を泳ぐ。パドルを使って抵抗を増やす(手のかきによる推進力を増やす)のではなく、ビニルフィンと同様に、感覚を鋭敏にする目的で使う方が適している。パドルありと無しで交互に泳ぐことで、水中の手の軌跡を正しくすることができる。

・スイムパラシュート

次にFinisのスイムパラシュートを使う。パラシュートにより水の抵抗が増え、結果として遅くなる。
潮の流れが大きなアゲインストになったときの泳ぎを作ることが目的である。
  • パラシュートなしでリラックスして泳ぐ:45秒
  • 8インチパラシュートを装着して泳ぐ:57秒(+12秒)
  • 12インチパラシュートを装着して泳ぐ:1分15秒(+30秒)
  • パラシュートを外して泳ぐ:40→38秒
パラシュートを着けて泳ぐ感覚は、上り坂をバイクで進む感覚に似ていることがわかった。8インチパラシュートは勾配4%、12インチは6%の坂を上る感じである。

バイクで坂を上るときには、軽いギアで回転数を落とさないようにするとラクに上ることができる。最も軽いギアにした後は、踏み込み始めの位置を前倒しにすることで傾斜に対応する。

これを水泳に適用すると、
  • 力強くひとかきずつ前に進むのではなく、速いテンポを維持する。
  • スイッチのタイミングを変えたり、エッジを効かせたりすることで空回りを防ぐ。
自転車による登坂と水泳の最大の違いは、自転車は空回りしないことである。自転車でペダルを1回転させると進む距離がわかるので、水泳でも1ストローク毎に進む意識を持ってテンポを上げた。

12インチパラシュートで泳ぐと全く進まない感じがするが、ペースが50%落ちることは実際にあったのでこの練習も続ける必要がある。

なおパラシュートを外して泳ぐと、前のめり感が倍増して体全体が水没して泳いでいる感覚になる。これはパラシュートを着けてみないとわからない感覚である。結果としてラクな感じで泳いで目標ペースを維持することができた。

このレジスタンス・トレーニングは、筋力をつける目的ではなく「持続力のある向かい潮泳ぎ」を身につけるためのものである。しかし結果的には速く泳ぐ練習にもつながるメリットがある。

練習後の気分:8(パラシュートで泳ぐ距離を今後伸ばしたい)

0 件のコメント:

コメントを投稿