2014年9月9日火曜日

さらに長く泳ぐことで何が起きるかを観察する

スイム 9000yds グロス2時間29分、ネット2時間22分

一昨日の3時間30分ランに続いて、2時間30分スイムを行い初島熱海横断泳のピーク練習とした。
テンポ1.05秒、16~17ストローク維持、1500ずつで給水、3000ずつでGu摂取。

○意識を集中する戦略

今回はSwiMP3で音楽を聴きながらであったが、意識を以下のように集中してみた。
  • 最初の100はテンポの最適化。入水位置を中心に水上の動作を調整して、ラクにテンポに合わせる泳ぎにする。
  • 次の100は水中軌跡の最大化。手の平に水圧を感じながら手をできるだけ長い距離動かす。テンポは遅れても構わない。
  • 次の100はてこを使った投入エネルギーの最小化。てこの支点を水中の肩や体軸など変化させながら、水中の手を単体で動かしたときよりも速く、ラクに動かせるようにする。
この300のセットを5回繰り返した。結果としては前回の7500よりも、意識を集中させることや泳ぎをカイゼンすることができた。

特にメリットを感じたのは、「繰り返し同じことを意識する」点と「100だけ意識する」点である。300おきに同じことを意識するので、前回との比較ができるようになる。疲れによる劣化や肩の痛み、動作が緩慢になるなどのマイナスの変化が非常にわかりやすかった。

また100だけ意識することにより、途中で意識が飛んだり別のことを考えても、残りの距離が少ないので意識の区切りがつきやすい。残り50だけ、残り25だけ再び同じ意識で泳ぎ、次の100は新たな意識で泳ぐ。

1分36秒ペースでスタートして、6回の平均は1分35秒と前回設定した目標通りであった。

○課題

1本目でわきの下が擦れてきたのでBody Glideを毎回休憩時に塗った。本番の海水はしみるので、休憩毎に塗り、擦れないようにしなければならない。

前回感じた肩の張りは、今回も5本目、6本目で顕著であった。足と同様で、乳酸が溜まって動きが急に悪くなる感じである。テンポも遅れがちになるので、テンポなしで泳ぐ場合には意図的にテンポを上げる必要がある。また肩甲骨を使って腕全体を前に送る意識が効果がある。

今回は6本目で足がつりそうであった。スナップを極力弱くし、ターン後のプッシュオフもできるだけ緩やかに行った。昔は1500も泳げば足をつっていたので、現在足がつらずに泳げるのはランの効果かもしれない。

ストローク数は全部で6500超。終わった後肩甲骨の付け根を押すと痛む。


練習後の気分:10(ペース目標達成、距離も十分)

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