2014年9月4日木曜日

ネガティブな鍛錬モードに入ったときの対処法

ラン:10km

通常通りのペース配分。残り2km地点からインターバル練習を取り入れた。30秒高速(5分30秒ペース)、30秒イージーを繰り返した。心拍数は160まで上がるが、加速のための筋肉の緊張や骨盤を回転させることによるストライドの増加など、スピードアップに活かせる道具を再確認することができた。ただしこの練習が後で問題になる。

スイム:5000yds

通常通りの練習。2500あたりから倦怠感が生じ、意識が集中できなくなる。3500を越えたあたりから泳ぐ気力もなくなる。7500を泳いだときには感じなかった感覚であり、フルマラソンの40km地点で感じた感覚と似ている。

自分が意識をコントロールできているときは、姿勢や動作の状況を把握することができ、現状に対して何をすべきか脳が考え、からだに意識させることができる。しかし疲れて意識が集中できなくなると、からだが「それなりに」動いて量をこなすモードになる。これを「ネガティブな鍛錬モード」と呼んでいる。筋肉はそれなりに鍛えることができるが、意識のコントロール下にないので技術としての上達は望めない。

練習する度に上達することをコミットメントしているので、ネガティブな鍛錬モードに入ると上達が期待できないため普通は練習をストップする。しかしマラソンスイムや20kmスイムとなると、このモードに入ってからどのように立て直すか自体が技術習得になるので、今回は敢えて練習を続け、さらに加速インターバル練習も行った。その結果、

  • ネガティブな鍛錬モードに入ると水しぶきが多くなる。
  • その他に空回りや増える、息継ぎで頭が立つ、リカバリーの肘が低くなるなどの特徴がある。
  • ネガティブな鍛錬モードに入ったら、まず頭頂部を水面下に置いて前のめり感を上げる。
  • 次にスケーティング姿勢でわきの下を伸ばしてななめ姿勢を安定にする。
  • さらに入水場所を一定にして入水動作を丁寧に行い、なめらかさを増やす。
  • これらを実施することで加速の上げ方を思い出して実施することができる。
というように、「まあな」を復活させるように丁寧に泳ぐ(スピードは気にしない)ことで、その後加速を加えてスピードアップすることができることがわかった。

ランのインターバル練習は重要であるが、スイムに大きく影響するので2月までは中止する。残り2kmあたりで段階的に心拍数を上げる(ペースを上げる)方法に切り替える。


練習後の気分:4(ヘロヘロ)

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