2013年3月19日火曜日

Training in Japan 3/19

日本最後のプール練習。

・20分泳(壁キックなし)
・テンポを1.10程度(装着不可のため感覚的)にしてキャッチと入水、キャッチとテンションを意識
・テンポを1.20程度にして手と体幹だけでストローク数14をキープ
途中からコナミに通う中学生集団が合流し、「この子達の親より私は一回り年上かもしれない…」と意識した途端に気合いが入り集団に追いつくようにして泳ぐ。しかしだんだん気持ちもフォームも空回りしてきたので途中で終わりにする。全体で45分。
最後にスケーティング、スイングスケートドリルを行い前のめり感を確認。

今回のグアムキャンプでの最大の成果は、「バランスがスピードを5割以上カイゼンすることができる」ことを発見した点にある。ウェットスーツ着用+海水=5割スピードアップである。海水によるバランスカイゼン効果だけでも15%はスピードアップする。

お客様と行ったプールのシンクロスイムでは、私が加速のスイッチを入れた途端に25mで7~8m程度は先に動くことができる。しかし海ではお客様は私に余裕でドラフティングをかけることができる。それどころか私の持久力に問題が発生したときに抜かされ、追いつくことができなかった。

ここから得られた仮説は「手の力による推進力にそれほど大きな差はない。バランスの差がスピードの差である。」 ということである。従ってプールでの泳ぎと、海での泳ぎは戦略的に変える必要がある。プールではバランスのカイゼンに重きを置いた加速が必要である。海ではバランスよりも手の水中動作において抱える水の量を増やす(角度や軌跡)ことが求められる。

今後は海での加速を意識し、上半身および体幹をつなげた加速の持ち札を増やすことにする。