トータル:2150yd 31分
○練習のテーマ:14ストロークを維持して1650ヤードを泳ぐ
気がつくとこの3週間、毎日休みなく14時間以上働いている。TIジャパンで出版したDVDタイトルを英語化して販売する準備である。日本語の文章を見ながら英語の文章を確認したり、日本語を聞きながら英語を日本語と同じ時間に収まるように訳したり、英語を聞きながら口語としてふさわしくない文章を変えたり、英語の合成音声がスムーズに聞こえるように波形をいじったりと、朝5時から夜11時まで続けていたらすっかりストレスがたまってしまった。土日なく働いてほぼ限界に近づいてきたので、今日はシンプルに、「14ストロークを維持して1650ヤードを泳ぐ」ということを試した。14ストロークはテンポ1.05秒における目標である。これが劣化率5%で維持できれば20分30秒になる。
・フォーカルポイントスイム:200yd
ストローク・コントロールが主体の練習においては、このウォームアップの段階でストロークを16から14に調整する。-最初の50:リラックスして回転角を大きくとる
-次の50:ストローク数を数える。16ストロークであることを確認する。
-次の100:1ストロークずつ減らして最後は14ストロークにする。
・1650ヤードスイム:14ストローク
ストローク数を限定して泳ぐ場合、それ以上は手を動かさないことにする。フリップターンなので右手で入水してからひとかきできるが、それでも足らない場合はアプローチしたまま壁に近づくしかない。今日は午前中にTIコーチにバタフライと平泳ぎを教えたので(英語のレッスンは香港以来)、午後2時から泳いだ。高校生3人が横に泳いで非常に邪魔だけでなく、危険であった。
結果:24分28秒(平均ペース1分29秒、平均ラップ22.2秒)
ターンとプッシュオフで3カウントとすると、平均のテンポは22.2/17=1.30秒である。キャッチ位置は浅く、水中の軌跡を長くとり、体幹の回転と合わせて脇を締めながらプッシュすることができたので、感覚的なテンポもそんな感じであった。
ストローク数が未達なのはGaminで見る限り5回/66ラップである。後半の方がタイムは若干速くなっているが、これは疲れてきたことにより未達にならないよう加速を上げたことが理由となっている。加速は主にプッシュの速度の増加とキャッチのひっかけ感の増加で実現した。
おもしろいのは4月12日に計測した1650ヤードとの比較である。このときはテンポ一定、1.15秒で泳いだ。結果は24分58秒で、今回より30秒遅い。計算上はストローク数は15~16である。
つまり速いテンポを維持することを意識して泳ぐよりも、普段より1~2少ないストローク数を維持して泳いだ方が速いということである。これはスピードアップキャンプでも実施して同じ結果を得ている。問題は少ないストローク数を維持できるかどうかである。今回はテンポを落として加速を上げることでストローク数を維持することができた。
テンポに合わせて泳ぐときは、ビープ音に追いつかなくても何も起きないが、ストローク数を固定して泳ぐ場合、決めたストロークより多くは泳げない。このため意識の集中が持続できるというメリットも今回得ることができた。
今後は14ストロークでの航続可能なテンポを1.30秒から1.05秒に引き上げるための練習方法について考え、実行する。
・バタフライと平泳ぎ 3x(2x50):リラックスしながら泳ぎ、水面からの上下の移動距離を最少化する
練習後の気分:8(精神的にリラックスできたわりには、いろいろ発見できてよかった)
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