本日より午前中に彼が泳げるときに限り合同練習とする。
○本日のメニュー
-ウォームアップ:200-ドリル(スーパーマングライド~スイングスイッチ):500
-のびーるスイム(片手/両手/両手+クロール):150
-ストロークピラミッド 6x(2x25):0,-1,-2,-1,0,+1
-ストロークピラミッド 6x50:0,-1,-2,-1,0,+1
4種類のストローク数で泳ぐためには、抵抗を減らす技術だけでなく加速する技術、テンポを変える技術を身につける必要がある。これらは速く泳ぐための練習の土台になるため、2%以上のスピードアップを望む場合にまず身につける技術となる。
スピードアップのアプローチ
今年3月下旬から始めた練習により、「速く泳ぎたい」ときに、何をどのようにすればよいのかがわかってきた。今後体系化するために断片的にメモを作成する。■ステップ1:「心構え」
- 「根性」や「気力」、「長時間の練習」で実現するのではないと決意する。
- 「速く泳ぐ」ことを「目標」にする。目標にすれば「達成する行為」が必要になり練習の意味づけができる。
- 「速く泳ぐという目標」が、「水泳の目的」を実現するのに貢献することを確認する。本来の目的から離れて目標を定めても、やる気を維持することが難しくなる。目標達成のために泳ぐことが、自分が本来定めている水泳の目的に合致していれば、練習を正当化することになる。
■ステップ2:「具体化」
- 「速く泳ぐ」の「速く」が何かを明確にする。通常は一定距離における所要時間を指す。
- 従って「距離」と「時間」の2つが最低必要になる。
- 連続して泳ぐことは必須ではない。ただし休憩しながら泳ぐときに速度目標を立てる場合は、休憩時間という第三の数字を考慮する必要がある。
- 「○○さんより速く」「プールで一番速く」など比較対象を目標にしたい場合も、自分の現在位置を知るために距離と時間に置き換える必要がある。
- この他に条件を加えることができる。例:ストローク数、劣化率、平均テンポ
■ステップ3:「現在位置と目標までの差の確認」
- ステップ2において定めた「距離」において、現在の所要時間を計測する。
- ストローク数や劣化率などこの他に条件があれば、それも計測・算出する。
- それぞれの計測値や計算値が、目標とどの程度違うのかを算出する。現在の値を分母、現在の値と目標値の差を分子とすると、目標達成に必要な変化の割合を知ることができる。
- この変化の割合により、目標達成の可能性、および達成に必要な日数を予測することができる。
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