2014年4月15日火曜日

劣化しない泳ぎ:加速の角(かど)をとる

ラン:9.7km


距離:9.74 km
タイム:59:30
平均ペース:6:07 min/km
高度上昇値:35 m

足の指に力を入れずに地に足を着ける方法として、腕の振り方を変えてみた。
これまで知らないうちに上腕と前腕の挟む角度が鋭角になっていたが、これを直角で維持した。意識としては直角にするというよりも、2cm下に振るようにした。

この結果地に足が着いた感じが得られ、またその後の跳ねも抑えることができた。今日は1時間走にチャレンジしたが、後半も疲れることなくペースを維持することができた。

上り坂では肘の角度を鋭角にして腕の振りをからだの前で行う。平らな道では腕を2cm下に押すようにしながら、腕の振りをからだの後ろで行う。前傾姿勢と合わせることで自然に加速することができる。

途中グアムレベルの上り坂が50m程度あり、油断をしていたら上り坂が終わった直後に右足のふくらはぎがつりそうになった。上り坂では普段よりもさらに意識をして足を緩める必要がある。「足を軽く置く」繰り返しである。

また今回は前回とは異なるコースで走ったため、スマホを活用した。車や人の往来の少ない線路沿い-歩道の幅が広い道路までは快適だったが、途中で歩道がなくなり、側溝の上だけしか歩行者が通れない道路が200m程度続いて怖かった。日本は走りにくい!米国の10kmコースと比べて心労が3倍になった。


スイム:25分(100ストロークの繰り返し@1.10秒)

前日の「加速せず減速せず」を分析するために、5%程度速い流速で100ストロークずつの繰り返しを25分行った。休憩は20秒である。

  • 最初:かき続ける意識で泳ぐ位置を固定しようとしたが、50~60ストロークで上腕の外側と肩の筋肉が疲れてきた。この意識は使えない。
  • 入水場所と回転のキレ:肘の延長線上にスライド入水、小指をレール上に伸ばす。最初はキレすぎてからだが前に動いていたが、回転をゆっくりにして泳ぐ位置を固定することができた。疲れそうになったら回転のキレを上げると同時に、水を抱えるプルの型と併用することで加速減速を抑える。
  • 引っ掛ける:加速優勢になってしまう(からだが前に進んでしまう)ので、リカバリーの速度は上げずに逆に入水から伸ばす動作をゆっくりにする。タイミングとしては水中の手でまず引っ掛けて、引っ掛けによる推進力が落ちる頃に入水して伸ばす推進力が加わる。100ストロークはラクに維持できる。
このように加速する道具を使いながら、急激な加速を緩和するために動作を微調整することを「加速の角(かど)を取る」と表現する。特に泳ぎ始めや道具の使い始めには、極端に加速しないように角を取ることで、劣化しない泳ぎを実現する。

今回はランの時間が長かったので、スイムは試行錯誤系の練習を短い距離で繰り返し行った。明日はランを短くして、スイムで道具の持続力を確認する。

練習後の気分:8(トータルの運動時間をまた伸ばすことができた)






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