2013年9月28日土曜日

練習記録 9/28 道具箱練習+テンポ

トータル:2500yd 57分 

○練習のテーマ

道具箱練習にテンポを加えると練習しやすくなるのか、しにくくなるのかを確認する。

・リペアスイム 500

今日はストローク数をコントロールする感覚を修復する。最初はリラックスして16ストロークで泳いだ後、無劣化を意識しながら14ストロークを維持する。25mでは16ストロークに相当するので加速はほとんど入れていない。スピードアップするためには、まずリラックスした状態でコンスタントに同じストローク数で泳いで基盤を作る必要がある。

・道具箱練習 40x50

前日の道具箱練習の後でドリルアーキテクチャー(120種類のドリルを階層化)を参照しながら40の道具をリストアップした。いずれもリハーサルが可能な道具で、その成果を感覚で得て評価することができる。
  •  頭に注目した道具:立位3種類
  • 息継ぎに注目道具: 立位4種類、ドリル移行2種類
  • 肩に注目した道具:立位1種類、ドリル移行1種類
  • 入水して伸ばす手に注目した道具:立位8種類、ドリル移行3種類
  • 水中の手に注目した道具:立位6種類、ドリル移行4種類
  • 水上の手に注目した道具:立位7種類
  • 足に注目した道具:立位2種類、ドリル移行1種類
  • 型に関する道具:ドリル移行2種類
ここで立位は壁際で立ちながらリハーサルを行い、感覚をつかんだところでクロールを泳ぐ。またドリル移行はドリルからスタートして、感覚をつかんだところでクロールに切り替える。

整理してわかったのは、ドリルからの移行が予想より少なかった点である。今回はアンダースイッチや片手ドリルからの移行を除外したが、今後道具化できるか判断する。

・テンポトレーナーの併用

 今回はテンポトレーナーを1.20秒に設定した。これは普段のフォーカルポイントスイム練習で使用するテンポで、私が考えながら泳ぐときに適したテンポである(通常は1.40~1.50秒を推奨)。

テンポなしの昨日の練習に比べ、今日は道具に集中して感覚を得ることができた。テンポを聞きながら泳ぐことで雑念が消えるメリットを感じた。次回はストローク数固定をやってみるが、この場合ストローク数を合わせるために別の道具を使用する必要があり難しいと予想している。

・効果的な道具箱練習

 これまでの成果により、効果的に道具箱練習を行うためには、
  1. 1つの道具で泳ぐ距離は2ラップ、最長で4ラップ。
  2. 1回の練習で「道具箱練習」として使う道具は3~5。
  3. よって練習する距離としては200m~500m。
  4. テンポトレーナーを併用するときは考えながら泳げるテンポを使用。
  5. 道具箱練習の後に必ずスイムセットを取り入れ、道具箱を実際に使ってみる。
  6. スイムセットで1回に泳ぐ距離は最低道具箱練習で1回に泳いだ距離。できれば2倍、4倍泳いで疲れに対応して道具を使うのがよい。
  7. ラップの中で道具を使って明らかに泳ぎを変えるのも効果的である。この場合1回に続けて泳ぐ中で各ラップ毎に同じように泳ぎ方を変える。
今回整理したことで、私が泳いでいる中で使う道具は、道具箱練習として練習できる道具が50程度、現在泳いでいる状態からチューニングするポイント(センサーと連動)として20程度であることがわかった。それぞれの道具の精度や感度を上げることで効果を上げるとともに、新たな道具をあと30は作って100の道具を持ちたい。そのぐらいあればどんな問題でも自己解決できるであろう。

練習後の気分:6(立位で頭を横にした道具が多く、酔ってしまった)

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