トータル:2000m 45分
○練習のテーマ
25mプールでの泳ぎの感覚を得る。特に今回グアムで得た技術である、異なる道具を1ラップで使ったときの変更の目安を知る。またテンポトレーナーやGarmin Swimが使えないときの練習方法を試す。
・フォーカルポイントスイム 200
ストローク数の調整。伸びて12、なめらか感を加えて14。最初の50:肩と体の回転角を大きくしてから肩の可動域に合わせて回転角を抑える。
次の50:キャッチの位置を調整。
次の100:無劣化の泳ぎ、特に水中で動かす手の形を変えずに肘から先をゆるめる。
・ストロークピラミッド 10×50
ストローク数(減らす):14/15, 13/14, 12/13, 11/12,ストローク数(増やす):11/12, 12/13, 13/14, 14/15, 15/16, 16/17
ストローク数を減らす局面では無劣化の水中の手の動きをできるだけ残しながらプッシュで加速。
ストローク数を増やす局面ではキャッチ位置を上げてストロークのウェイトを前半(プル)にシフトさせる。
当初予定ではストローク数を18まで上げる予定であったが、ストローク数が増えるにつれてスピードが上がり、帰りの17ストロークで最大点に達したと判断してそこで終わりにする。
無劣化の泳ぎを意識しながら加速を増やすスムーズな流れができた。
・ディスタンスピラミッド 2×(50+100+150+200)
ストローク数14/15、休憩時間15秒でディセンディングの一連の道具を使う。プール半分の横線が見えるまでは無劣化の泳ぎ、残り5mの横線が見えるまでは前のめり感を増やす泳ぎ、残りはキャッチとプルの泳ぎで続ける。無劣化の泳ぎが6ストローク、前のめりが4、キャッチとプルが4の配分となるが、50mプールに比べて半分のストローク数だと効果が見えにくい。150と200では無劣化を4、前のめりとキャッチを5にしてようやく加速感が得られた。次のセットは15/16ストロークを維持して無劣化で泳いだ。休憩時間は10秒とした。キャッチの型にはめたら前腕の形を維持したまま肘から先をゆるめ、体の回転とともに手が後ろに動く。ラクに200まで泳ぐことができた。
※プールの制約
1コース4人という混雑状況で泳ぐ練習は集中しづらい。1人の25m所要時間は25~35秒で、平均18秒で泳いでいると必ず追いついてしまう。特に100m以上続けて泳ぐときにはエアターンを覚悟する必要がある。エアオープンターン(OWSテクニックの180度ターン)は難しいので、エアフリップターン+平泳ぎキックがよい。壁に着かないとターンできないというパラダイムを捨てることが必要である。また休憩時間は他の方の泳ぐ状況に大きく左右されることも実感した。次の方が到着してターンをする直前にスタートしなければならず、休憩時間が一定しない。
テンポトレーナーが使えない、ペースクロックがない点についてはメニューのカイゼンで対応できるが、1コース複数人使用時の練習の仕方については、意識の集中の持続力を高めることも含めて今後の課題とする。
・瞑想バタフライ 300
流れるプール3周をノンストップで泳ぐ。ほとんど避けることなく泳ぐことができたのはよかった。練習後の気分:5(日本の混雑プールで上達する喜びを毎回感じるためには相当な工夫が必要である)
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