2015年7月4日土曜日

32度の海から16度の海へ

スイム 85分

サンフランシスコのBridge to Bridge (15km)を翌週に控え、サンフランシスコ湾で練習した。
グアムでは32度(場所によってはそれ以上)の高温で悩まされたが、水温半分のサンフランシスコでどのようになるのか心配であった。

気温:16度、水温:16度

これまではラッシュガードを着用していたが、今回は翌週使用する水着(バイオラバースイム)を着用した。グアムの半分の水温ということで3月末のようなパニック状態になるかと思ったが、前回サンフランシスコで泳いだときよりも4度近く高かったこともあり、2分半で通常モードに戻った。場所によっては「暖かい」と感じる場所もあり、グアムでの高温スイムの影響はほとんどなかった。

むしろグアムで泳ぎこんだ成果か、スイッチのタイミングを変えて水中軌跡を浅くすることで速いテンポにすぐにシフトアップすることができた。ゆっくり泳ぐ、速く泳ぐを繰り返すことで運動強度の状態も確認することができた。

ラッシュガード+ロングジョン水着に比べて、バイオラバースイムは確実に保温効果が高い。給水時に姿勢を変えるときに、暖かい水が体の表面を流れるのを感じた。水が逃げずに温まっている証拠である。背中のファスナーを締めたときにテーピングした位置から水着が動いたため、首回りに擦過傷ができてしまったが、今後は首も含めて(サイティングで水着に接触して擦り傷になった)テーピングする。

スイムエリアの2周目から潮の流れが強くなり、水筒ブイにつかまっていると1秒間に2m程度移動するぐらい急流になった。小さなブイが設置されていたのでブイ沿いに泳ごうとしたが、右から左に素早く流されてなかなかブイ沿いに泳げない。進行方向に対して60度程度からだを傾けてようやくブイの右側においつく状態である。

グアムでも経験したが、非常に強い横向きの流れではブイを目指して泳げない。ブイから離れた場所を目印にして、からだを傾けながら泳ぐことになる。潮の流れを感じて目標をずらす技術を磨く必要がある。

2周した後に直線コースを往復して終了した。時間は85分と過去最長であったが、足がつることもなく(限りなくつりそうになった瞬間はあったが)、寒さに震えることもなく泳ぐことができた。終わった後もそれほど震えずに済んだ。これまでより4度高いだけで大きな違いである。

次回はレース前日に夕方軽く泳ぎ、レース当日を迎える。ボートスタート、ボートゴールなのでどのような手順になるか不明だが、なるようにしかならないので出来る限りの準備をする。




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