1)押す
入水後に体重をかけて手を前に伸ばす。からだを使って押す意識である。
別名「どっこい大作」
2)撫でる
水中で手を動かすときに、筋肉の緊張を最小限にしながら、より長い距離を素早く動かすことで推進力を得る。「掻く」のではなく、「撫でる」である。
3)引っ掛ける
キャッチで感じる水圧をてこにして反対の手を素早くリカバリーする。テンポを上げやすくする。
技術習得レベルで示すと、押す=レベル1、撫でる=レベル3、引っ掛ける=レベル4である。
レベル2スイマーは撫でる代わりにフィニッシュで押してもよいが、エネルギー消耗が激しくなるので使う距離は短めにする。
50mラップにおける比率は、押す5,撫でる4、引っ掛ける1である。40ストロークであれば押す20ストローク、撫でる16ストローク、引っ掛ける4ストロークになる。
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