2016年11月16日水曜日

上達がわかる仕組みを作る

スイム 3000yds


外気温が15度を切り、屋外での練習も寒くなってきた。サンラモンの公営プール(50mプールを横に使う)はほぼ1人1コースで快適なのだが、更衣室まで50m以上歩く必要がある。行きはTシャツを着たまま行けばよいが、コースに着いてからもたもたしているとあっという間に冷えてしまう。帰りはもちろん濡れたままなので、限りなくランに近いウォークで更衣室までまっしぐらである。

このようにやる気がなくなる環境でプール練習を続けるには、上達がわかる仕組みを作る必要がある。そこで以下の練習をしばらく続けることにする。

○ウォームアップ:500

サンフランシスコ湾とは比べものにならないほど暖かい(26~27度)が、それでも水の中に入ると息が止まる。文字通りからだを温めるためにウォームアップは500に伸ばした。

500を100ずつに分け、以下のように意識した。(1)動作をなめらかに行う、(2)入水位置を近づける、(3)キャッチで水を手に当てる、(4)プルで肘を使って水を運ぶ、(5)プッシュでからだの回転を使って水を後ろに押しきる

○テンポ練習:100×12

限界テンポテストから派生した練習である。テンポ1.40秒からスタートして、0.05秒ずつ速くする。私の限界テンポである0.90秒まで上げる。ストローク数は1.40秒のときの+2までとする。以下が結果である。

ストローク数
2016/11/16テンポ第1ラップ第2/3ラップ第4ラップ
11.40131414
21.35131414
31.30131414
41.25141414
51.20141415
61.15141415
71.10141415
81.05151516
91.00151516
100.95161617
110.90161617

この練習から、上達したかどうかを2つの方法で測定することができる。

上達の測定方法(1):ストローク数が+1、+2となるテンポが速くなる

第1ラップを見ると、テンポ1.25秒、1.05秒のストローク数が、それぞれ1.40秒のストローク数に比べて+1、+2となっている。これがより速いテンポで達成できるようになれば、テンポの差×ストローク数だけ速くなっている。

上達の測定方法(2):あるテンポのラップ間のストローク数の差が縮まる

第1ラップと第4ラップのストローク数の差が2だったのが1になれば、そのときのテンポの時間分だけ速くなっている。

従って「速いテンポでストローク数が上がらないようになった」「ストローク数の変動が小さくなった」という2つの側面で、上達したことを確認することができる。

今日の練習結果に基づいて、今後「力の入れどころ」にメリハリを加えながら泳ぎを上達させることにする。

○ペース練習:100×10

上記のテンポ練習で限界テンポまで上げたので、速く泳ぐ意識が高まっている。この勢いを活用する方法として、ペース練習を以下のように行った。

目標ペース+3秒4本
目標ペース+2秒3本
目標ペース+1秒2本
目標ペース1本
これもラクに貯金ができるようになったら、全体的に1秒削って強度を上げる。


○バタフライ研究

ラクなバタフライのレベルを上げて、速いバタフライに変換する方法を研究している。以下がバタフライのスピードを変えるときの「道具」になる。
  • 入水する手の位置
  • 入水後の手のうごきを止めない
  • 許容できる上下動
  • 水中の手の経路
  • 第1キックと第2キックを変える

○コアトレと下半身トレの効果

コアトレと下半身トレを開始して1カ月が経過した。泳ぎにおいてはあまりわからないが、片足を上げたままドライヤーでその足を乾かして靴下をはく、といったことがふらつかずにできるようになった。

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