2014年6月12日木曜日

充電するという考え方

ラン 10km

距離:10.46 km
タイム:1:18:18
平均ペース:7:29 min/km
高度上昇量:203 m

前日10kmランに挑戦したが、1周目ですでに熱中症の症状が現れたので1周+トラック1.5周でやめにした。今日は前日の反省をふまえ、一つの仮説を立てて実践することでこれまでになくラクに2周することができた。

総エネルギーは一定→充電理論

出せるエネルギーは一定であり、全てのエネルギーを出してしまうとそれ以上は自転車操業になるか、走れなくなる。レオパレスのコースにおけるエネルギー消費状況を考えると、後半の上りでは65%を使っていることがわかった。これを充電理論として捉えると、上りが始まる前に65%以上チャージしておかないと次に続かないことになる。

そこで下り坂で充電できないか試した。これまで下り坂ではリラックスに意識を置いて、スピードは重力に任せることにしていた。それを意識的に70%のスピードに抑えたところ、上り坂が始まる前に1周目は80%程度まで充電することができた。2周目でも75%まで充電できた。

後半の上りは5ステップに分かれており、第2と第5の勾配が急になっている。各ステップ10%ずつ、第2と第5だけ15%を消費して残り5%を第2と第3の間、第4と第5の間に使用するという配分案を考えた。1周目はその通り実施して第5ステップ終了時にエネルギー残量15%で2周目を迎えることができた。一昨日はほぼ0の状態だったので、大きな違いである。

2周目はかなり余裕があったので、3段階ある上りのギヤのうち一番スピードの出るギアで第1ステップと第4ステップを上ることができた。エネルギー消費は大きいものの短時間で到達することができるので、結果としてエネルギーの消費量をセーブすることができた。2周目は1周目にくらべて明らかに各ステップともラクに走ることができた。疲労や温度上昇などを加味すると2周目の質は3割程度良くなっている感覚である。

トータルのタイムは一昨日とほぼ同じだったので、下りに速度を抑えた分上りが速くなったことになる。走り終わりの余力は比較にならないほど上回っていたので、今後この充電理論を活用して走ることにする。

またこの理論を水泳に応用することで、劣化を抑えることができないかスイム練習で実験する。下り坂に該当するフォームとは何か?


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