スイム 3000yds
先週は各ラップのストローク数を同じにすることで、加速を意識することができた。今回はより自然な形でより長く泳げるようにする練習を行った。
○ストロークピラミッド:2×10×100yds
練習前に以下のペースについて再確認した。
- 目標達成のためのペースは81秒(100yds、以下同)
- ベストタイムのペースは83秒
- 当面はベストタイムより8%遅い90秒で劣化せず泳げるようにする
今回は100ydsのうち、2ラップ目以降のストローク数を1ラップ目+1とした。
最初のセットのストローク数は15/16だったので、以降14/15、13/14、12/13、11/12
、12/13、13/14、14/15、15/16、16/17まで行った。
・水中で手を動かす速度とからだが前に進む速度を合わせる
隣で泳ぐ人達を水中で見ていると、からだが前に動く速度よりも水中の手の動きが速い。
決して速く泳ごうとしているのではないのに、水中で手が素早く動いているのである。
これを反面教師として、自分が前に進む速度と水中で手を後に動かす速度を一致させてみた。
速度を合わせるためには、より多くの水を手に当てて、しかも集めた水を逃さないように後に押して抵抗を増やす必要がある。また増加する抵抗に負けずに水を押すためには、さらに力も必要になる。
このように手の動かし方と力を入れるタイミングを変えながら、手が後に動く速度とからだが前に進む速度を合わせる。ストローク数が小さくなるほど手が動く距離を延ばし、入れる力の量を増やす。
ストロークピラミッド20回の結果を以下に示す。最初の15/16ストロークよりも後の方が15.6秒速くなっている。また最後の16/17ストロークでは、最初よりも18秒速くなった。
次に200ydsを2回泳いだ。最初は15/16ストローク、2回目は14/15ストロークである。結果は88秒、89秒ペースであり、かなりラクに泳げた。ベストタイムの8%落ち(90秒)は14/15ストロークで泳げそうである。
このように一旦ストローク数を減らす練習を行うと、加速を上げ方、すなわち力の入れどころや水中の手の軌跡がわかってきて、その後ストローク数を増やすとそのままタイムアップにつながる。最初に泳ぐ15ストロークと、一旦減らしてから増やして泳ぐ15ストロークでは加速感が明らかに異なる。
先週と同様に200ydsのセットを行ってから、ストローク数一定で長距離を泳ぐことにする。
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