2014年11月14日金曜日

しばらく泳がなかったときの勘の戻し方

スイム:4000yds


気温:16度、水温:27度、天候:晴れ

 10月9日にグアムから日本に戻り、その後は香港や韓国、福岡巡業があったのでほとんど泳ぐ時間を持つことができなかった。昨年までは「こんなもの」で済ますことができたが、2月に20kmを泳ぐことを考えると夏の練習ペースに早急に戻す必要がある。

 そこでいろいろ取り組む前に、水泳の練習勘を取り戻すための練習を行った。

ステップ1:何が劣化しているか確認する

○感覚スイム:400(7つの感覚)
 50ずつ1つの感覚に集中して、期待通りの感覚が得られているか確認した。
  • リラックス感:関節をゆるめることを意識して、得たい感覚が得られた。
  • 前のめり感:顔で水を押すことを意識して感覚が得られたが、リカバリーの肘の落下による前のめり感は弱かった。
  • 安定感:わきの下を伸ばすことで、得たい感覚が得られた。息継ぎのときの水中の手は不安定。
  • なめらか感:入水場所を手前にすることで、手をリラックスしたまま入水することができた。フィニッシュからリカバリーもなめらかにできた。
  • 滑り感:肘の落差による加速が弱いため、手の入水後の伸びが足らない。伸ばす手を深くしてみたが得たいレベルに達していない。
  • 加速感:水中で肘の伸ばす時間を短縮してみるが、からだの回転と連動しない。「キレの悪い」状態が続いた。
  • 水抱え感:水からの圧は感じるが、左右で泳ぐ人が作る水流でキャッチの型が不安定となり、この感覚も安定しなかった。
 久しぶりのコースシェア(1コースを半分に分けて使う)、隣の人がフィンを使って平泳ぎやバタフライを泳ぐなど水が荒れていたので入水場所やキャッチの型、リカバリーの肘の軌跡などを一定にすることが難しかった。この一ヶ月はエンドレスプールでの練習しか行っていないため、荒れた水の中で感覚を保つことが難しいと感じた。


ステップ2:劣化した感覚を取り戻す

○テンポピラミッド:9×400@1.15-1.30-1.05秒
 入水場所や水中の手の型、肘の軌跡などが不安定なことでそれぞれの感覚が劣化したことがわかったので、このピラミッド練習ではひたすら同じ場所に入水し、同じ場所に手を伸ばし、同じタイミングで手を動かし、同じ軌跡で手を動かした。

 400は100ずつに分解して1:入水位置と前のめり感、2:キャッチの型、3:肘てこと水抱え感、4:スイッチてこと加速感に集中した。この結果水が荒れていても得たい感覚が得られるようになってきて、16ストローク維持、ディセンディング(最終タイムは6分14秒)することができた。

 なお終盤足がつりそうになった。ランニングをしてないことが原因と思われる。来週よりランニングも始める。

 次回以降姿勢や動作が安定し、得られる感覚がこれまで通りになった段階で速度を上げることを意識して6分を切るようにする。


 コミュニティプールが営業を終了し、市営プールで練習を始めた。塩素がかなりきついのでビタミンCスプレーは必須。シャワーを浴びるときにシャンプーやボディソープを使うのをやめることができ、肌のガサガサも塩素臭もなくなった。


練習後の気分:7(運動をした後はやはり気持ちがよい)

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