2015年5月16日土曜日

速く長く泳ぎ続ける

スイム:62分3.3km サンフランシスコ湾 水温13.2度


先週は12.1度だったので、たった1度の差だったが泳ぐ感じはかなり違っていた。

手足の痛みが少なく、最初のブイに到着する90秒後には4回に1回呼吸をしていた。ブイ沿いに泳ぐ最終目標である旗の立ったブイ(通称フラッグ、ここにぶらさがっている水温計で温度を確認するのが習慣)に到着するまでには、通常の泳ぎでいろいろ試せるところま落ち着いていた。

今日は一人で泳ぐ日だったので、パーク内1周1マイル(1.6km)を2周する目標で泳ぎ始める。潮の流れが先週よりも強く、方向が向かいだったので軽いギアで泳ぐ。軽いギアは
 -キャッチを「てこ」にしてリカバリーを始める(重いギアはキャッチとエントリーが連動)
 -水中で肘を曲げた状態を維持して、最後にスカルしながらプッシュする
 -エントリーの後は体重をかけて手を前に伸ばし、エッジをかける
で作ることができる。

先週はアシカが泳いでた(最初はウェット着た人が潜ったまま出てこないのかと思って心配した)のでかみつかれないように遠回りしたが、今日は目安となるブイまで直線距離で泳いで2周した。

2週目の後半から震えが始まったが、しばらくすると治まった。その次は瞑想モードにすぐに入るようになり、長時間泳いでいるか瞑想モードに入るのか、低温症の症状なのか区別がつかなったので、安全策として3周目はあきらめてブイ直線距離(往復800m)を泳いだ。

○速く泳ぎ続ける大切さ

バイクやランでの持久力練習は確かに効果がある。昨年の熱海はその前のサンフランシスコマラソンの練習の貯金で完泳できたようなものである。

特にバイクはギアにより心拍数の調整がしやすく、道を選べば大きな負荷もかからないので最適である。

しかし今回は40分あたりから自分の泳ぎができないと感じるようになった。これは今までにないことである。おそらく体温を維持するためにハイピッチで泳いだ結果であろう。これまでは1時間のスイムと1時間のバイクではスイムの方が断然ラクだと考えていたが、今日は考えが変わった。

ゆっくり長く泳ぐ練習や、他のスポーツで持久力を上げるだけでは不十分であることがわかった。6月の和歌山まで1カ月となったので、月曜日以降は速く長く泳ぐ練習を取り入れることにする。


0 件のコメント:

コメントを投稿